2021年7月を境に、フィンランドの荷物の税関申請は大変難しくなりました。
手続きが難しすぎて、私は一度荷物を返送されてしまいましたし、
フィンランド人でさえも、多くの人が手こずっているという噂です。
長年フィンランドに在住の日本人の方に聞いた話では、
新しい税関システムのせいで、フィンランドの税関で荷物がずっと止まってる…。
もう半年も経つのに届かないの…!!!
以前はもっとすんなり届いたんだけどねぇ…
風のうわさで聞いたところによると、海外の安い通販サイトの利用者が急増した影響が背景にあるそう。
でも、この記事があればもう大丈夫!
そんな難しいと噂の手続きを、私の失敗経験を元に、
一から、手取り足取り丁寧に解説していきます。
基本知識
まずは、荷物がどのような流れで受取人の元へ届くのか、ざっくりと確認しましょう。
荷物が届く流れ
- STEP1発送
日本の最寄りの郵便局から、荷物を発送します。
この時、荷物の重さ、荷物の内容物、荷物の値段を申告します。
配送料や配達の早さは、荷物の送り方によって変わります。
こちらのサイトから、ご自身に合った送り方を選びましょう。
国際郵便 | 日本郵便株式会社海外へ郵便物を送るときの流れや国際郵便に関する商品・サービスを紹介しています。国際郵便を利用すれば、世界120カ国・地域に、お荷物をスピーディーにお届けすることができます。注意!”配達日数が2~5日” であるからといって、受取人が2~5日以内に荷物を受け取れるという意味ではありません。
あくまで、”フィンランドに届くまでの日数が2~5日” であり、その後、”税関手続き” と “フィンランドのおっそい郵送サービス” が待ち受けています。
一番早いEMSでも、届くまでに1か月~2カ月かかることはザラです。
( p.s. 2023年現在、早く届くようになりました。およそ2週間です )
- STEP2フィンランド到着:受取人への通知
フィンランドに届いたすべての荷物は、一旦 税関(Tulli)に保管されます。
税関に保管されると、フィンランドの郵便局(Posti)から受取人へ、
「通関手続きをしてください」という通知が来ます。
この通知は大変重要で、通知がなければ荷物の通関手続きを始めることすらできません。
なぜなら、Postiからの通知には、荷物の整理番号が書いてあり、
通関手続きには、この荷物の整理番号が必須なためです。
連絡は、電子メール・SMS・郵便 のいずれかの方法で知らされます。
連絡の方法一つにしてくれよ!!って感じですね。
連絡の方法がどのように決まっているかは、全くの謎です。
メールチェック、郵便ポストを頻繁にチェックするなり、すべてに備えてください。
(稀に Postiのスマホアプリに連絡が来ることもあるようです)
何度も受け取っているお友達によりますと、この連絡は、稀にとても遅れることがあるそうで、
荷物がフィンランドに到着してから、連絡が来るまでに、なんと最長1か月以上要したこともあるそうです。
というわけで、焦らず気長に待ちましょう。
- STEP3通関手続き
Posti からの通知が来たら、さっそく通関手続きに取り掛かりましょう。
通関手続きは、受取人が行います。
通関手続きは、大きく分けて以下の2つです。
税関(Tulli)に対して:荷物の中身や値段などをオンラインで申告します。
郵便局(Posti)に対して:手数料を払う or 税関からの書類を提出 します。
以下で詳しく解説していきます。
ちなみに、通関手続きには期限があり、
20日以内に税関手続きを終えなければ、荷物は有無を言わさず返送されます ので、注意しましょう。
私は初めての手続きの時、かなり手こずってしまい、2週間かけても手続きを終えられず、荷物が返送されてしまいました。
というわけで、20日あるからと流暢に構えず、すぐに手続きを開始しましょう。
- STEP4受け取り人へ配達
受取人が荷物の手続きを終えると、無事荷物は”通関”となり、
税関に保管されていた荷物は フィンランドの郵便局(Posti)の元に渡り、配達が開始されます。
荷物が通関すると、電子メールやSMSで通知されることが多いですが、なんの通知も来ないこともあります。
ご自身が選んだ配送方法がEMSの場合は、荷物をドアまで届けてくれます。
その他の配送方法の場合は、最寄りの郵便受けに届けられます。
フィンランドでは、大きい荷物専用の郵便受けがスーパーやガソリンスタンドなどに設置されていて、荷物はたいていそこに届きます。
郵便受けに配達が完了されると、電子メールやSMSなどで通知が来ます。
郵便受けを開けるために、本人確認されますので、パスポートを持って、受け取りに行きましょう。
税関手続きはTulli、荷物の配達はPostiの管轄です。荷物に関して質問したい時は、どちらに聞くべきか考えてから質問しましょう。
関税のかかる荷物と、そうでない荷物の違いは?
フィンランドの税関を通関するには、関税を払わなければいけない荷物と、そうでない荷物があるのですが、
その違いはどのように決められているのでしょうか?
わかりやすいように表にしてみました!
日本からオンラインで注文した商品の場合は、少額であっても関税がかかります。
一方、日本の友人や家族に発送してもらった荷物の場合は、ギフトとみなされます。
中身の合計が45€以上のギフトの場合は、関税がかかりますが、
45€以下のギフトの場合は、関税はかかりません。
つまり、日本のオンラインショップで購入した商品(45€以下)を、一旦家族の元に送付し、家族にその商品を国際郵送してもらえば、
購入した商品であっても「ギフト」としてみなされ、関税を払わずに済むというわけです。
厳密に何がギフトかそうでないかについては、こちらに記載されています。
フィンランドの大学で勉強する日本人留学生が、日本の家族から荷物を受け取る場合、
その荷物は「ギフト」に分類されます。
この記事では、「ギフト」の通関手続きについて詳しく解説していきます。
荷物を送る側が注意すべきこと
この項目では、荷物を送る側が、荷物を送る際に注意すべきことを解説します。
荷物を送る前、これらに注意しておくと、受け取る側の荷物の手続きがだいぶ楽になります。
「もう荷物送っちゃったよ~」という方、安心して!この項目はスキップして、次の項目へ進んでください。
海外に荷物を送る、国際郵便サービスには、様々な方法があります。
船で送る方法や、SAL便で送る方法、EMSと呼ばれる高速配達サービスなど(詳しくはこちらから)。
このようなサービスの違いに関わらず、海外へ荷物を送る際には必ず、
荷物の中身のリスト、荷物の重量、荷物の中身の合計、を申告しなければなりません。
オンラインの国際郵便マイページから入力したり、
郵便局で窓口の方に直接言って申告することもできます。
ですが、フィンランドの新しい税関システムを楽に切り抜けるには、
この荷物の情報を申告する作業に、ちょっとしたコツが必要なんです。
以下の点に注意して、発送準備をしてみてください。
内容物の中身のリスト:とにかく雑に書いて!
「荷物の中身のリスト」を書いてください、と言われたら、
一品ずつ、丁寧にリストアップしなければいけないのでは?と思ってしまいますが、
そうしてしまうと、フィンランドでの通関手続きがめちゃくちゃ大変になります。
例えば、ベルト1つ、上着1つ、鰹節1パック、ティッシュ30個…etcのように、一品ずつリストアップするってことね。
受け取り人は、通関手続きをする際、荷物の内容物リストを一つ一つ登録する作業を行わなければなりません。
そのため、内容物が 20、30項目もあると、1日がかりです。
私と私の家族はこれをしてしまい、手続きが鬼のように複雑になり、結局荷物が返送される事態となりました。
というわけで、フィンランドの通関手続きは、いわば真面目な人ほど損をするシステムになっているため、
差出人は、荷物の内容物を申告する時、とにかく雑に書く ことを心がけましょう。
例えば、私の前回の荷物の中身は、古着、ティッシュ、クッキー、ねるねるねるね、ベルト、etc…
とそれはそれはたくさんの種類の品々が入っていましたが、
「rice 2000yen」として申告しました。
税関の人は中身ではなく、荷物の値段を重要視しているようです。
輸入違法物などが入っていない限り、荷物を開けられたり、とがめられることはありません。
ただし、もし「服」で申告したい人がいたら注意が必要です!
送ってもらう服が自分の服である場合は、必ず古着「used clothes」であることを明記しましょう。
古着の値段は、買った時の値段ではなく、フリマで売るなら何円くらい?を考えて値段を設定しましょう。
そうしないと、手続きがかなり大変になります…。
荷物の合計金額:45€を超えるな!
先ほど解説したように、45€以下のギフトは関税を払わずに済みます。
“The gift must be declared. If the gift is worth no more than 45 euros, you do not usually have to pay any VAT or customs duty for it. If the gift is worth more than 45 euros, you usually have to pay VAT but no customs duty. If the gift is worth more than 150 euros, you usually have to pay VAT and possible customs duty. Please note that you must always pay VAT and excise duty for alcohol and tobacco products, regardless of their value.”
Tulli からの回答
この45€が重要な境目で、45€を超えたとたんに手続きもグンと複雑になります。
そのため、差出人が荷物の合計金額を申告する際、合計金額を45€以内に納めることがとても重要です。
ここでのポイントは、”申告する” 荷物の合計が45€以下ということ。
例えば、留学生のように、送ってもらう荷物の中身のほとんどが自分の服だったり、小物やお菓子類しか入っておらず、合計金額がはっきりしない場合、
45€以下に値段を設定して、申告してもOKです。
45€以上に設定してしまうと、関税が数万円かかったり、手続きが複雑になってしまいますので、
45€を超えない金額で申告することが重要です。
ちなみに「えっ、どうしよ!荷物発送する時に、45€以上で申告しちゃったよ!」という方、大丈夫です!
後ほど、45€越えで申告してしまった人でも、高額な関税を払わないで通関する方法を解説していきます。
というわけで、45€以下で適当に荷物の金額を設定して、荷物を申告しましょう。
私のおすすめはやはり「rice 2000yen」。
荷物の情報は、通関手続きが終わるまで控えておく!
受取人が通関手続きを行う時には、以下の荷物の情報が必要です。
- 荷物の中身のリスト
- 荷物の合計金額
これらの荷物の情報を受取人が税関へ申告することで、通関手続きが完了します。
先ほど解説した通りに、差出人が、申告する品数を少なくしておくことで、この作業がぐっと楽になりますよ!
差出人は、荷物を送った時点で、すぐに受取人に上記の情報を知らせておくとよいでしょう。
(時差の関係で連絡を取り合うのがスムーズにできない時もありますのでね…)
内容物に含めてはいけないもの
以下の物が、フィンランドの税関から、基本的に内容物に含めてはならないと提示されているものです。
alcohol, tobacco products, foodstuffs of animal origin, plants or animals
その他、受け取りができる内容物リスト、制限、禁止されている物、などチェックしておきましょう。
また、発送時に郵便局から提示される航空危険物リストにも目を通しておきましょう。
(45€以下の荷物)税関手続きの流れ
いよいよ!以下では、フィンランドの税関に荷物が到着した後、
受取人が行う通関手続きの方法を、手取り足取り解説していきます!
45€以上の荷物の場合は、次の項目をご覧ください。
税関の通関手続き
- STEP1メールが届く
フィンランドの郵便局 Postiから、電子メール・SMS・郵便のいずれかの方法で、「通関手続きを行ってください」という通知が届きます。通知には、荷物の整理番号(JPで終わる英数字)が記載されていますので、控えておきましょう。
ここで注意なのが、SMSやメールでのお知らせには、3種類あること。
① 「荷物が発送されましたよ~」というお知らせ。
②「税関に到着しましたよ~」というお知らせ。
③ 「配達完了しましたので、取りに来てください~」というお知らせ。
このお知らせは、不在だった場合に来ます。
不在で受け取れなかった場合は、最寄りの郵便受付所へと配達されます。メッセージに住所が記載されているので、自分で取りに行きましょう。
たいていはレジにて店員さんが預かっていますが、自動郵便BOXに収納されていることもあります。どちらにせよ、わからない時は店員さんに尋ねましょう。このうち重要なのが、②の「税関に到着しましたよ~」というお知らせです。
①の時点では、通関手続きはできないので、無視して大丈夫。
②のお知らせが来たら、下記のステップへと進んでください。
- STEP2身分証明手続き
こちらが、通関手続き申請フォームです。
Tullin asiointipalveluこちらのページの、Skip instruction を押すと、”proceed to log in”が出てきます。
“proceed to log in” を押すと、身分証明の画面になります。
この身分証明を経なければ、荷物の通関手続きを開始することができないのですが、
この身分証明は、フィンランドの銀行口座がなければ行うことができません。
えっ、じゃあどうすんだよ~
これには、二通りの方法があります。
- フィンランド人の友人に頼んで、銀行口座情報を入力してもらう
- 税関に書類を送付する
フィンランド人の友人に頼んで、銀行口座情報を入力してもらうと、
実質上、その友人が、あなたの代理となって手続きを行ったことになりますが、
最初のログインだけしてもらって、あとの手続きは自分でやれば、友人にあまり迷惑はかけません。
ただし、申請フォームが一度タイムアウトしてしまうと、また友人に再度銀行口座情報を入力してもらわなければならないため、
1回のログインで、ササっと申請を済ませる必要があります(この記事の手順に倣って行えば10分くらいで完了するから安心してね!)。
一方、フィンランド人の友人に頼むのはちょっと…という方におすすめなのが、税関に書類を送付する方法です。
手順はこちら
- 1143eフォームに記入する。
- 荷物が到着したというPostiからの通知(電子メール/SMS/郵便のいずれか)と、荷物の内容物と金額が明記された書類(例: 国際郵便マイページサービスの”内容品リスト一覧”など)を準備する。
- 1と2を、税関の電子メール(spake@tulli.fi)宛てに送付する。(できればファイルを暗号化して送ると安心)
(参照:costoms clearance of private persons’ postal parcels)
この手順を踏むと、どうやら税関の方が通関手続きを行ってくれるそうです(税関の返答より)。
- STEP3申請フォーム入力
無事、身分証明を終えると、申請フォーム画面が出現します。
↓青い線の部分には、ご自分の荷物の整理番号を記入してください。その他の項目は、写真と同じように記入しましょう。(写真をクリックすると、拡大表示できます)
同ページ下部はこのようになっています。全部記入したら、Next を押します。
到着日(Postiから連絡が来た日)と、差出人の名前を記入します。
内容物とその値段を記入します。
ここは無視して大丈夫です。
何も触らず、next を押します。
↓これは、銀行口座情報を入力してくれたフィンランド人の友人の情報です。
ここも何も触らず、下にスクロールします。
I’m declaring goods on behalf of another person(代理で手続きしています)の項目にチェックを入れると、
あなたの名前や住所を入れる項目が出現します。
これが配達先になりますので、間違えないように記入しましょう。
完了しましたという画面が出ました。
同ページを下までスクロールしていくと、”Go to the page My declaration” というボタンが出てきますので、そちらをクリック。
クリックした先の画面には、2種類のPDF(Open the customs clearance decision in pdf formatと、Open the decision on release in pdf format)が用意されているはずです。
この2種類のPDFを、ご自身のパソコンにダウンロードして保存しておきましょう。
以上で、税関の通関手続きは終了です。
税関手続きを終えると、税関からメールが来る場合も、来ない場合もあります…。
気にせず、次のPostiの通関手続きへ進みましょう。
通関手続きを完了しましたが、まだもう一仕事残っています!
この次の Posti の通関手続きを知らずに、荷物が返送されてしまったというフィンランド人も多々いるとのこと…
最後まできっちり行いましょう!
Postiの手続き
- こちらのウェブサイトを開いて、”Exemption from the handling fee” をクリックします。
- Reason for the exemption には、”The parcel is under 45 euro” と記入します。
- “a private individual” を選択し、名前や荷物の整理番号を記入します。
The MRN number of the customs clearance decisionとは、Declaration reference のことです(2種類のPDFをダウンロードする時の画面に書いてあります)。 - 最後に Attachments のところに、先ほど、通関手続きを完了した時にもらった2種類のPDFファイルをアップロードして、完了です。
荷物の到着通知と共に、Postiから「Handling fee 2.9€を払ってください」という御触れが来るかもしれませんが、
45€以下の荷物の場合は、Posti の handling fee は払う必要はありません。
間違って払う人が多く、私も間違って払ってしまいました…。
この “Postiの通関手続き” は、この Posti の Handling fee を exemption(免除)してもらうための手続きなのです。
(45€以上の荷物)税関手続きの流れ
続いては、荷物の中身の合計金額を、うっかり45€以上で申告してしまった場合について解説していきます。
普通の申請フォームから、通関手続きをしてしまうと、本来関税を支払う義務のない荷物に、数万円の関税がかかってしまったりします。
こちらの手順に則って、手続きを進めれば、そんな高額な関税の支払いをせずに済むはずです。
税関の通関手続き
- STEP1メールが届く
フィンランドの郵便局 Postiから、電子メール・SMS・郵便のいずれかの方法で、「通関手続きを行ってください」という通知が届きます。
通知には、荷物の整理番号(JPで終わる英数字)が記載されていますので、控えておきましょう。
通知内に、「こちらで通関手続きを行ってくださーい」と、税関の申請フォームへのリンクが貼られていると思いますが、
それは無視して、こちらの申請フォームへ進んでください。
Tullin asiointipalveluこれは、税関の方から教えていただいた、”本来関税を支払う義務のない荷物” 用の申請フォームです。
If you are receiving removal goods (your own used staff), you should declare them for technical reasons under that link (Import declaration service for businesses).
税関の回答より
私のように、荷物の中身がほとんど古着や使い古しのものばかりなのに、新品の時の値段で申告してしまったばっかりに、合計金額が45€以上になってしまった、という方などにおすすめです。
- STEP2身分証明手続き
一つ前の項目「(45€以上の荷物)税関手続きの流れ」の、STEP2をご参照ください。
- STEP3申請フォーム入力
詳しい申請フォームの入力方法は、後程掲載予定です。
以上で、通関手続きは終了です。
次は、Posti の通関手続き!これを行わないと、荷物が届きませんので、注意しましょう。
Postiの手続き
一つ前の項目「(45€以下の荷物)税関手続きの流れ」でお伝えした通り、
荷物が45€以下であれば、Posti の handling fee を払う必要がありません。
ですが、今回は45€以上として申告した荷物。
私の荷物は結局返送されてしまったので、「45€以上として申告したが、”本来関税を支払う義務のない荷物” 用の申請フォームを使って通関手続きをした荷物」は、Posti の handling fee を払う必要があるのか、そうでないのか、はわからずじまいでした。
というわけで、確かな情報が提供できず申し訳ないですが、どちらの場合にも対応できるように、
Posti の handling fee を払う必要がある場合と、そうでない場合、両方記載しておきます。
Posti の handling fee を払う必要がある場合
こちらのページから、Handling fee を支払うことができます。
Item ID(荷物の整理番号)を入力すると、支払い画面に進みます。
現時点では、Handling feeは2.9€です。
荷物が税関に届いた直後では、まだ早すぎてPosti の handling fee が払えない場合がありますので、
税関手続きをしてからhandling fee のお支払いをすることをおすすめします。
Posti の handling fee を払う必要がない場合
こちらについては、一つ前の項目「(45€以下の荷物)税関手続きの流れ」の、Postiの手続きの項目をご参照ください。
荷物の問い合わせ先
税関に荷物に関して問い合わせを行いたい場合は、こちらから連絡することができます。
電話番号一覧はこちら
電話での問い合わせには、少しコツがあります。
電話の担当者は日替わりです。担当者によって言っていることがコロコロ変わりますので、
追加で質問がある方は、できるだけその日の内に追い電話を行いましょう。
また、「もう質問がない」と思っても、申請手続きを進めていくと新たに不明な点が出てきたりします。
おすすめは、朝いちばんから申請手続きを始め、Tulliのカスタマーサービス営業時間内に申請を終わらせられるようにスケジュールを組むこと。
そうすれば、同じ担当者と相談しながら、申請手続きを進めることができます。
ただし、電話でのお問合せは、待ち時間を含め、料金が発生しますのでご注意を。
ちなみに、留学生が仕送り荷物に関して質問する場合は、必ず「自分は留学生で、親から仕送り荷物をもらうんです」と初めに申告しましょう。
「あっ、その場合は…!」と声色を変えて対応してくれます。
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