寄付できる髪
髪の長さや、髪質に関しては、かなり諸説あるようで、
インスタグラムの方でも、
「30cm以下の場合はウィッグにはならず、美容師さんの練習用のカットマネキンとして販売され、そのお金が寄付金になるらしいですよー」
というお声もありました。
私も 30cm 以下は、ヘアドネーションにはならない、と思っていましたが、
私を担当してくれた美容師さんは、
「髪痛んでても、15cmくらいでも、全然ヘアドネーションできますよー」
と断言していました。
どの情報が正しいのか… ですが、
髪の毛の寄付団体によって、定める基準が少しずつ違うようです。
美容院によって、切った髪を美容院側が郵送してくれたりもしますが、
自分で髪を持ち帰って、自宅から封筒に入れて郵送、という場合もありますので、
美容室に行く前に、寄付したいヘアドネーション団体のHPをチェックしておくと良いでしょう。
フィンランド留学中の髪の毛事情
1年でどれくらい髪が伸びたか。
私は、ほぼぴったり1年間、フィンランドにて交換留学をしました。
その間、髪の毛はどうしてたかというと、「ほぼ伸ばしっぱなし」です。
留学開始直前に美容院に駆け込み、肩くらいまでのミディアムにカットした髪の毛は、
留学終了時には、ろっ骨がすっぽり隠れるくらいまでのロングになりました。
私至上、最長だったかも。
なぜフィンランドの美容院を利用しなかったかというと、
- 値段が高い
- 美容師がアジア人の重たい髪質に慣れていないから、期待通りの仕上がりにならない
という口コミをたくさん聞いて、びびっていたためです。
フィンランドあるある:自宅美容室
しかし留学終盤になってくると、長くて重い髪が邪魔くさい…
そこで利用したのは、ででん!「リンヌちゃん美容室」!
実は、フィンランド人のお友達リンヌちゃんは、美容師免許を”取り損ねた” なんちゃって美容師なのです。
あとちょっとだったんだけどね(笑)やめちゃった。
フィンランドでは、親戚や友達に美容師、または “なんちゃって美容師” がいると、
度々「自宅美容室会」が開かれます。
親戚や友達に「タダで切って!」って言うのって、私はちょっと「図々しいかな…」と遠慮してしまいそうですが、
フィンランドでは結構 “あるある” なようです。
ということで、リンヌちゃんが自宅美容室を開催した日、
彼女の男友達たちに紛れて、私も髪を切ってもらいました。
日本人の髪質と、フィンランド人の髪質
ところが、私の髪にハサミを入れ始めて数分後….
リンヌは、なぜか髪の毛の先数ミリだけを、ジョリジョリと切っているのです。
えっと…もっと上の方からバッサリ切ってもらっていいんだよ?
それは技術がいるのよ。いいから黙って前向きんしゃいな!
美容師にしかわからない技術があるのかしら…
そう思いながら座り続けることさらに1時間後。
あーもう!あんたの髪ってなんでこんなに大量にあるのよ!
私の髪の毛なんて、15分で終わるのに!(笑)
リンヌは毎回セルフカットをしているそうですが、
ポニーテールにパッと束ねて、はさみでジョキッ…
15分足らずで終わるそう。
フィンランドの人は毛量が少なく、髪一本一本がとても柔らかいです。
手に取るとフワッとする感じ。
カットすると、カットされた髪がふわふわと宙を舞うほどだそう。
そのため、ヘアカットも我々と比べて楽なのでしょう。
結局、1時間半近くかかったけれども、
私の髪はほとんど長さが変わらないまま、
毛先だけ綺麗に切り揃えられた状態で仕上がりました。
フィンランドは髪が乾燥でパサパサになる?
フィンランドは、ほぼ常に乾燥している国です。
冬は特に「乾燥の極み」。大気がチリチリしているのが感じ取れるほどです。
そんな中で、
頭に白い粉が出てきた~!フケみたいになってる~泣
という留学生の声をよく聞きます。
これは、乾燥で頭皮が(知らぬ間に)薄く剥けてしまい、白い粉のようになってしまうためです。
こうなった場合は、乾燥のしすぎを防ぐために、頭を洗うのを1日休憩してみるのが良いかもしれません。
海外で、頭を1週間に数回しか洗わないのが一般的な国がある、というのも、こういうわけがあるのかもしれませんね。
というわけで、フィンランドはとても乾燥しているので、
「フィンランドに来てから、髪がパサパサになった~泣」
という方が多いのですが、
なぜか私は、フィンランドにいる時の方が、髪のコンディションが良くなりました。
もともと少しオイリーなのかな…(笑)
私のおすすめ記事!フィンランドの冬に備えたいならこれを読んで!
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