この記事の内容は古い可能性があります。
また、この記事の情報は、あくまで私が更新時時点で理解しているものです。
私自身も手探りで情報を集めている真っただ中ですので、あくまで情報共有という目的でご覧になってください。
ご自身でもチェックすることをおすすめします。
現時点で、フィンランドに渡航できる人
フィンランドの国境警備隊ウェブサイトから、1~2週間ごとに情報が更新されています。
2021/7/20現在では、7/19に更新されたものが最新のようで、
以下より、日本国民にとっては、8/22まで有効な決定のようです。
The decisions are valid for internal borders until 25 July 2021 and for external borders until 22.8.2021.
大きく以下の3項目に分かれています。
- Border traffic returned to normal
- Restriction category 1
- Restriction category 2
以前は、私たちはRestriction category 2 に従わなければなりませんでしたが、
決定の変更により、晴れて「Border traffic returned to normal」へと変更になりました!
- External border traffic between Finland and Azerbaijan, Albania, Australia, Bosnia and Herzegovina, Brunei, Hong Kong, Japan, Canada, Kosovo, Macau, Moldova, New Zealand, North Macedonia, Serbia, Singapore, South Korea and Taiwan for the residents of the listed countries or territories, when arriving to Finland from their place of residence (only direct flights).
少し気を付けなければならないのは、空港の入国検査で
「あなたが本当に日本に住んでいるか」を確認されるかもしれない、ということです。
In principle, those travelling on passports from the above-mentioned countries can be expected to reside in the country in question. If necessary, the traveller may be asked questions during the border check to determine his or her country of residence. As a rule, authorities assume that the traveller’s own notification of their country of residence is correct. If necessary, place of residence can be confirmed by presenting, for example, an ID or driving licence issued by the third country in question or another document demonstrating residence. In addition, residence and work permits of the countries concerned indicate a person’s residence in those countries. Other official documents that confirm the traveller’s residence may also be used to establish residence in the country in question.
留学生は、在留許可証を見せれば大丈夫でしょう。
その他の場合は、IDや運転免許証などが必要、とあります。
詳しくは上記をよく読んでください。
以下で解説します「新型コロナウイルス陰性証明書」ですが、
a low-risk country からの渡航者は提示の必要がない、とされています。
じゃあ、Border traffic returned to normal に分類された私たちは、
「新型コロナウイルス陰性証明書」を持って行かなくていいんじゃない?
と思ってしまいますが、Finnair さんのHPによりますと、そうではない様子。
7月1日より、日本からの入国制限は解除され、通常の入国条件を満たせば入国が可能です。なお、検疫措置につきましては、7月12日から下記の通り変更となり、提示する書類の種類によって措置が異なります。
下記いづれかの書類を提示する場合は、入国後の検疫措置が免除されます。
- 入国の14日前までにワクチン接種完了を証明する証明書
- 過去6か月以内に新型コロナウィルスに感染し完治した方は医師による診断書
下記いづれかの書類を提示する場合は、入国して3~5日後に再度PCR検査を受け、陰性結果が出るまで自主検疫をする必要があります。検査が必要なのは16歳以上の方です。
- 2回接種が必要なワクチンの1回目の接種を入国14日前までに完了したことを証明する証明書
- 陰性証明書
ワクチンを完了した、またはコロナにかかったことがある、という人以外は、
新型コロナウイルス陰性証明書は、入国に必要な書類のようです。
必須書類
新型コロナウイルス陰性証明書とは
コロナ禍の現在、フィンランドに入国するには、
「新型コロナウイルス陰性証明書」の提示が必要になります(参照)。
自分がコロナに感染していない(=陰性)であることを証明するための書類で、
PCR検査やantigen(抗原)検査などを受診することで、病院にて発行してもらえる証明書です。
ワクチンをすでに受けた人、コロナに以前かかったことのある人は、下の項目をご覧ください。
これらの検査を承ってくれる病院は、こちらから探すことができます。
病院によって、即日発行してくれるところと、発行に1日要するところなどがありますので、
複数の病院へ連絡し、比較してみましょう。
また、PCR検査には、唾液と鼻咽頭の2種類がありますが、
フィンランド大使館とFinnairさんのご回答によると、
「特にフィンランド保健当局サイトには明記されていないので、どちらでもいいのでは」とのご回答でした。
陰性証明書の様式
「新型コロナウイルス陰性証明書」は以下の情報を含むものでなければなりません。
陰性証明書、医師の診断書には、搭乗者名(パスポートに記載の名前)、生年月日、検査結果および方法、検査日、検査実施機関、証明書発行日、医師および診療機関などの記載が必要です。また、陰性証明書、診断書ともに英語で記載されているものをご用意ください。(引用)
PCR検査の予約をする際には、必ずこれらの情報が記載されているか、病院側に確認しましょう。
陰性証明書の有効期限
新型コロナウイルス陰性証明書は、「飛行機搭乗時」と「フィンランド入国時」に提示しますが、
それぞれの提出時に、陰性証明書が有効期限内でなければなりません。
<フィンランド入国時>
- フィンランド入国前72時間以内に行われたPCR検査か抗原検査
If you have a certificate of having tested negative for the coronavirus no more than 72 hours before arrival in Finland, you will be referred to the test within 3–5 days (72–120 hours) of arrival in Finland.
ただし、必ずしも陰性証明書が必要というわけではありません。
病院が閉まっている等の理由で、「フィンランド入国前72時間以内に行われたPCR検査」
を受けれなかった!という方もご心配なく。
フィンランド入国時に有効な陰性証明書を提示できない人は、
代わりに「フィンランド入国後1回目のテスト: 24時間以内」を受けましょう。
詳しくは「フィンランド国内で受ける検査」の項目で説明します。
ワクチンをすでに受けた人&コロナにかかったことのある人
コロナワクチンを完了した人は、「新型コロナワクチン接種証明書」を提示すれば、
入国後のコロナ検査を一切受けずに済みます。
ただし、フィンランド入国時には、最後のワクチン接種から2週間経過していなければなりません。
認可されたワクチンの一覧はこちらから。
ワクチン接種完了証明書には、接種完了から2週間経過していること、搭乗者名、ワクチンメーカー名、接種回数、接種日、接種場所、COVID-19の予防接種である旨の記載が必要です。
ワクチン接種完了証明書は英語で記載されているものをご用意ください。
また、”過去6か月以内に新型コロナウィルスに感染し完治した方は、医師による英語の診断書
(6か月以内の陽性証明および既に完治しており旅行に適した健康状態であることを示したもの)(引用)”
を提示すれば、入国後のコロナ検査を一切受けずに済みます。
When arriving from a risk country with a certificate of an approved full-course COVID-19 vaccination (no less than 14 days from the last dose) or laboratory confirmation of having been infected with COVID-19 within the past 6 months, you do not need to take the COVID-19 test.
2回しなければならないワクチン接種を、1回しか済ませていない人は、
1回接種したという「新型コロナワクチン接種証明書」の提示と、
フィンランド入国時のコロナ検査(入国から72時間後から120時間後以内)が必要です。
【フィンランド入国時すぐのコロナ検査(入国から24時間以内)は必要ないようです】
この場合も、フィンランド入国時には、ワクチン接種から2週間経過していなければなりません。
If you have a certificate of having received the first dose of a COVID-19 vaccine course at least 14 days before arrival in Finland, you will be referred to the test within 3–5 days (72–120 hours) of arrival in Finland.
- 2種類の異なるコロナワクチンを受けた場合も、最後のワクチン接種から2週間経過していれば、「新型コロナワクチン接種証明書」で入国できます。
- コロナに一度かかった&ワクチン接種を1度終えたという人は、それぞれ接種証明書と感染したという証明書を提示しなければなりません。かつ、フィンランド入国時には、ワクチン接種から1週間経過していなければなりません。
- コロナが陽性だったという結果が出てから11日が経過したという方で、症状がない方も、同様に医師による診断書を提示すれば入国できます。ただし、11日が経過しても症状がある人は渡航できません。
- レアなケースだと思うので、そのままコピペ。
You are regularly employed, in accordance with valid restrictions between Finland and Sweden or Finland and Norway, and you have a certificate of a negative coronavirus test that is at least seven days old. (参照)
Check for more details: Instructions for crossing a border (Border Guard)
- 「2005年以降に生まれた人」と、「このマップ上でグリーンの国(安全な国)にて、フィンランド入国前に2週間過ごした人」は、証明書がいらない。
“Personal Information COVID 19 form”の提出
Personal information covid 19 formとは
続いては、フィンランドに渡航し、入国する前の手続きについてです。
ヘルシンキ空港では、陰性証明書等の書類のチェックに加え、
“Personal Information COVID 19 form” の記入作業があります。
“Personal Information COVID 19 form”には、あなたのフィンランド国内での連絡先を記入します。
「コロナワクチン接種が完了していない人」や「コロナに以前かかったことが無い人」は全員、
連絡先を記入しなければなりません。
これは、フィンランド入国後のあなたの検査状況を把握するためであり、感染が起きた場合に追跡できるように、とのこと。
連絡先の提供は義務だそうです。
Health officials may ask for your contact information if you need to take a COVID-19 test 3–5 days after arriving in the country. This will enable the communicable disease control physician of the municipality where you live or where you are visiting to control that you have taken the test, and your information can be used for tracing infections. Providing contact information is mandatory. (参照)
フォームはこちらです。
Personal Information COVID 19 form
事前に記入したものを印刷し、当日持って行くと、手続きがスムーズに行えるそうです。
当日、空港で直接記入することもできますが、少なくとも、事前に一度目を通しておくことをおすすめします。
記入例
Personal information COVID 19 form の記入方法について、
少しわかりづらい点があると思いますので、以下にて説明します。
以下、フィンランド政府に問い合わせた際に、頂いた回答です。
- 「Address in Finland or the address where you are staying when in Finland」に関して
中には「数日はホテルで過ごして、その後下宿先に向かう」という人も多いのではないでしょうか。
そういう場合は、どちらの住所を書けばよいのか迷います。
回答によりますと、「どっちも書いて」とのこと。
さらに、「ホテルを出る日も記載してください」とのことでした。
- Your place of domicile in Finland と Your temporary municipality of residence in Finland について
Your place of domicile in Finlandは、居住地
Your temporary municipality of residence in Finlandは、住民票のある場所、です。
私は、自分の寮がある都市名を、両方に記入しました。
注意!電話番号について
Personal Information COVID 19 form には、電話番号の欄もあります。
電話番号は最も大切な情報です。
フィンランドでは、コロナ検査の結果はすべてSMSで届きます。
また、フィンランドに来たばかりの人に対して、テストがスムーズに進むように行う連絡サポートなども、電話番号がなければなりません。
検査状況の把握や、感染が起きた場合の追跡に関する作業がとても遅くなる、とのこと。
しかしここで、
「でも私、日本を出国する時にSIMカード抜いて行くから、フィンランドに着いて新しいSIMカード買うまで電話番号ないんだけど…?」
という方は多いのではないでしょうか。
Personal Information COVID 19 formは、入国前に書かなければならないはずですから、
「空港でSIM買って、その電話番号書けばいいや…」ということはできません。
じゃあどうしたらいいのでしょうか。
前回フィンランド政府に問い合わせた際には、
「フィンランド入国後に新しい電話番号に変わるんだったら、コロナテストは受けられるけど、結果は見れないよ!テストを受けた場(病院など)で、新しい電話番号を伝えたら、そっちに結果を送ってくれるのかどうかわからない…」
と言われました。
ということで今回「じゃあ、友人の電話番号を教えるのはどうですか?」と聞いたところ
「その電話番号を通じてあなたとコンタクトが取れるなら、大丈夫よ」
だそうです。
いやいや、現地に友達なんておらんねん。という方。
留学生の場合は、現地にチューターがいるはずです。こういう時こそ、彼らに頼りましょう。
チューターがいない場合は、大学に連絡してみるのも手です。
ただし、夏の間は大学は閉まっていることが多いのが欠点…。
または、「コロナテストは受けられるけど、結果は見れないよ!」ということなので、
有効な電話番号をどうしても提示できない人で、フィンランド入国後のコロナ検査を受けなければならない人は、
1回目の検査(24時間以内)を受け、結果を確認しないまま、2週間隔離生活を送れば問題ないでしょう。
2回目の検査(72時間後~120時間後以内)は、自宅隔離を選択すれば、受けなくてもいいからね。
何度か問い合わせましたが、どう頑張っても、コロナ検査の結果を受け取るには「電話番号は必須」のようです。
SIMカードを抜いて入国する人は多くいるだろうに、大変不便なシステムですね…。
個人的に問い合わせたい!という方はこちらのページ右下に現れるチャット機能から問い合わせ可能です。
フィンランド国内で受ける検査
上記の手続きを終え、無事、フィンランドに入国できた!
としても、まだまだ気は抜けません。
フィンランド国内での「コロナ検査」と自主隔離生活が待っています。
Finentryによると、フィンランド国内で自主的に受けなければならないコロナ検査は以下の2回です。
- フィンランド入国後1回目のテスト: 24時間以内(空港で)
- フィンランド入国後2回目のテスト: 入国から72時間後から120時間後以内(最寄りの病院で)
これらの検査は “義務” です。テストを受けなかった場合、罰金が科せられます。(参照)。
ただし、フィンランド入国の72時間前以内に受けたPCR検査の陰性証明書を持っている人、
(2回接種しなければならないワクチンを1回しか打っていない人の)ワクチン接種証明書を持っている人は、
1回目のテスト(24時間以内)を受ける必要はありません。
また、上で解説しましたように、ワクチンを完了した人や、前にコロナにかかったことがある人は、
1回目と2回目、両方とも受けなくてよいです。
24時間以内のテスト
「フィンランド入国後1回目のテスト」対象の、多くの人は空港で受診することになります。
新型コロナウイルス陰性証明書をチェックされた時に、
「フィンランド入国の72時間前以内に受けたPCR検査」という条件をクリアしていない人は、
テストを受ける場へと誘導されるようです(参照)。
ちなみに、予約は不要で、料金は無料です。
空港でのテストは、事前予約もできますが、voluntaryとのことで、事前予約をしていなくても良いとのこと。
しかしここで疑問が。
「必ずヘルシンキ空港でコロナ検査を受けなければいけないの?
私、ヘルシンキ空港から1時間半以内に乗り継ぎしなきゃいけないんだけど、テストなんか受けてて間に合うのかなぁ?」
(補足:フィンランド国内への乗り継ぎです。他国への乗り継ぎの場合は、その国の入国方法に従って下さい)
こちらの疑問を解消すべく、こちらのチャットで問い合わせてみました。
回答は、「ヘルシンキ空港でテスト受けれないなら、他の場所でも大丈夫だぜ!」とのこと。
空港でテストを受ける時間がない人は、
「フィンランド入国から(推奨)24時間以内に、どこかでテストを受けてくださいね」ということでしょう。
ただし、(私の理解では)空港でテストを受けれない人は、
到着先の地域の病院でテストを受けなければならないため、事前予約が必要なようです。
事前予約に関しては、後述します。
72時間以降のテスト
以下のいずれかに当てはまる人は、フィンランド入国から72時間後~120時間後以内に、
コロナ検査を受ける必要があります。
- コロナにかかったことがなく、ワクチンも受けていない。
- コロナにかかったことがなく、2回接種しなければならないワクチンのうち、まだ1回しか受けていない。
空港から滞在先に向かい、まずは「自主隔離」をします。
フィンランド入国から72時間以降になったら、病院でコロナ検査を受けます。
72時間以降になったらすぐに行けるように、あらかじめ最寄りの病院に連絡し予約を入れておきましょう。
公立病院であれば、検査費用は無料です(参照)。
この検査は義務ではありませんが、この検査を受けない場合は2週間の自主隔離が求められます。
詳しくは、こちらのページの「Do I need to take a coronavirus test 72 hours after arriving in Finland?」に書かれています。
2週間の自主隔離を行う際は、周囲の助けが必要です。
監視されているわけではないので、出歩こうと思えば出歩けるのですが、
フィンランド国内では、自主隔離中は必要最低限の食料確保も、
できる限り自分で行ってはいけないとされています。
フィンランド国内にお友達がいる方は、お友達に頼んで部屋まで食料を持ってきてもらうのが一番ですが、
そうでない方は、できるだけ十分な社会的距離を取りながら外出しましょう。
入国から72時間後以降に、コロナ検査を行う場合も、
コロナ検査を行うまでは自主隔離が必要ですし、コロナ検査が終わって結果が出るまでも自主隔離が必要です。
結果が陽性であれば、当然そのまま自主隔離を続けますが、
陰性であれば結果が出たその時点で自主隔離を終了することができます。
お役立ちサイトやアプリ
Finentry
Finentryとは、フィンランドでのコロナテストの予約や、テストの結果を受け取ったりするためのウェブサイトのこと。
フィンランドへの入国者には、一番おすすめされているサイトです。
ただし、Finentry のアカウントは、携帯番号とリンクしており、
サインインをするときには、毎回携帯のSMS認証を使わなければなりません。
ということで、このサイトを活用するにはフィンランド国内で有効な電話番号が必要です。
日本でもフィンランドでも使える電話番号をお持ちの方は、日本にいる間からすでに活用することが可能で、
このサイトを活用することにより、入国手続きも早まります。
一方、SIMカードを抜いてから渡航される方など、日本にいる間にフィンランドでも使える電話番号を用意できない方は、
フィンランドに入国してから使い始めましょう。
また、Finentryのアカウントを作る際には
(飛行機で入国する人は)「飛行機が何時にフィンランドに着くか」「飛行機の便名は?」など、
飛行機の情報を記入しなければならないため、飛行機チケットを取ってからアカウントを作りましょう。
Finentry内で聞かれる項目「Finnish identity code」が何のことかわからない人は、こちらの記事のQ&Aをご覧ください。
Koronavilkku
こちらはインストールしておくと便利なアプリ。
コロナ陽性者が出た場合に、その陽性者と近距離にいた人に通知が来るという、画期的なシステムです。
入れて置いて損はなし。
フィンランド国内のコロナマップ
フィンランド国内の感染状況が分かるマップです。
ヨエンスーは、比較的感染者は少ないですね。
Q&A
入国手続きに関しては、Finnish border guard にて、電話とメールで質問を受け付けているそうです。
The Finnish Border Guard advises citizens on border crossing by telephone and email. The service is available in Finnish, Swedish and English on weekdays at 8-16 at 0295 420 100. You can also send questions by e-mail to rajavartiolaitos(at)raja.fi(参照)
少しでも疑問に思ったものは必ず問い合わせ、当日の混乱を避けましょう。
また、コロナ全般に関しては、何度もご紹介してきましたフィンランド政府のチャット機能をおすすめします。
事前予約について
以下のいずれかの方法で、病院でのコロナテスト予約が可能です。
- finentry.fi(一部の地域では使用できないらしい)
- coronavirus information service in the municipality where you will be staying
- omaolo.fi (ヘルシンキ住民のみ)
(参照)
フィンランド国内でSIMを買うか、フィンランド国内でも使える電話番号を持っている方は、
Finentryを活用しない手はありません。
そうでない方は、滞在している地域のコロナ情報サービスに連絡して、予約を取るようです。
ほとんどの地域では事前予約が必須のようですが、例外的にヘルシンキでは度々”ドライブインテスト”という事前予約不要の検査会場が設置されているようです。
You can also check the website of municipality where you live or where you are visiting how to book a time for a compulsory COVID-19 test, and where tests are taken. If you are not a resident in Finland, you will be instructed at the point of entry or contacted later. The tests are free of charge in public health care services.
これによりますと、外国人はフィンランド入国時に、
滞在先のどこでコロナ検査が受けられるかを教えてもらえるそうです。
または、後程連絡が来るとのこと。
ただ、先ほど述べた通り、入国時に有効な電話番号を提示できない人は、後程連絡が受け取れませんのでご注意を。(その前にそもそもコロナ検査の結果が受け取れないことの方が問題ですが…)
航空券について:Finnair に聞いてみたこと
フレキシブルチケット/学生割引はあるのか
「帰国日が未定だが、往復でチケットを購入したい」という方にピッタリな、
日付変更可能なフレキシブルチケットですが、
このコロナ禍でフレキシブルチケットの取り扱いは停止しているとのこと。
また、学生割引も停止中です。
国際線は成田からのみ?
Finnairさんでは、今年の7月8月は、成田から週3回しか飛ばないそうです。
また、JAL さんでも(確認していませんが)東京方面のみから国際線が離発着しているように見えます。
地方に住んでいる方は、一旦国内線で東京へ行き、そこからフィンランドで渡航する必要があります。
国内線乗り継ぎができない?
日本へ帰国してきた人は、当日の国内線乗り継ぎができません。
なぜかというと、入国して即、隔離が義務付けられているためです。
一方、日本から海外に行く時の、日本での国内線乗り継ぎは問題ありません。
一方、フィンランドでの国内線乗り継ぎですが、
日本からフィンランド入国時当日の国内線乗り継ぎは一応できます。
できれば、ヘルシンキ空港からは、自家用車やタクシーで宿泊先に向かってほしい、という勧告は出ていますが、
公共交通機関を使うことがやむを得ない場合は、十分に対策をしてくれたらOKです、とのこと。
往復チケットを買って、復路だけ放棄できる?
「帰国日が未定でフレキシブルチケットも取れないなら、片道だけでいいや」と思うかもしれませんが、
片道チケットは、往復チケットよりも高くつきます!
そのため、往復チケットを買って、復路だけ放棄した方が安くつくのです。
Finnair さんに聞いてみたところ、「往復チケットを買って、復路だけ放棄」は可能とのこと。
ただし、復路放棄の際、返金はありません(放棄料金もありません)。
また、他人に復路便を譲ることもできません。
筆者は、結局往復チケットを買って、復路放棄もせず、1年後に日本に帰ることにしました。
その場合、予約できる復路便の日にちは、予約時から最大360日後までとなっています。
例えば、来年の8月1日に帰国する便を予約したければ、今年の8月6日まで待たなければ予約できません。
来年、日本に帰国する時は、国内線乗り継ぎできる?
「往復チケットを予約したけど、来年の復路便は、日本での当日国内線乗り継ぎOKなのかな..?」
来年2022年にコロナがどうなっているかは、誰にもわかりません。
Finnair さんのご回答も、来年はわかりかねます、とのことでした。
もし来年まだコロナが蔓延していて、日本での当日国内線乗り継ぎがまだできない、
東京で入国したら、そのまま即隔離しなければならない、ということになった場合、
Finnair さんからの国内線乗り継ぎ分の払い戻しはないそうです。
ただ、来年には、海外から地方空港への直行便が復旧すると見込まれているため、
現在、来年の直行便の飛行機が予約できます。
ということで、私は復路に関しては、地方空港への直行便を購入しました。
飛行機予約は必ず公式ウェブサイトから!
コロナがなければ、格安航空券サイトや旅行代理店などから購入する方が便利な時もありますが、
今のご時世では、(少々高くても)必ず公式ウェブサイトから購入することをおすすめします!
こちらのFinnairウェブサイトより、コロナの特別対応が対象となる航空券および路線は、
フィンエアー(コールセンター、公式サイトなど)にて直接購入された航空券
とあります。
公式ウェブサイトから購入すれば、コロナの影響でフライトがキャンセルされたりしたときは、
払い戻しをしてくれますので、安心も買いたいなら公式ウェブサイトから予約しましょう!
これからも随時更新していく予定です!
今回の記事で「ここ違うんじゃない?」「私の場合はこうだった」というご意見ありましたら、
どしどしお寄せください。
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