チョコ類
はじめにざっくり チョコ基礎知識
スウェーデンの大手チョコ会社は Marabou(マラボウ)で、
フィンランドの大手チョコ会社は Fazer(ファッツェル)と呼ばれています。
フィンランドのチョコは世界一!という呼び声も高く、一度ハマると抜け出せません。
イタリア旅行中たまたま隣に座った人が
「Fazerチョコって、世界一のうまさよね!!!」と言ってきたのには驚きました。
総じて濃厚な味わいで、日本と比べるととっても甘く感じますが、
アメリカのお菓子ほどきつい甘さではなく、慣れるとちょうどよくなります。
上品で、少し高級感あふれる風味に、分厚く、ニンテンドースイッチくらいの幅という重厚感。
また、季節限定のチョコがバンバン生産されるため、毎回誘惑に負けて買ってしまう…。
フィンランドに行った際は、爆買い必須です。
ファッツェル:ストロベリー味 板チョコ
最初は王道から。無難な味を選びたいなら、一番おすすめしたいのはストロベリー味。
この、板チョコにフリーズドライされたイチゴがゴロゴロ入ってるの、見えますか!
普通のイチゴ味の板チョコとは違って、イチゴの存在感を口の中で楽しめる、
とっても高級感溢れる一枚になっています。
ところでブルーベリー味も、同じようにゴロゴロ入ってるんですが、
家族にはストロベリー味の方がウケが良かったです。
ファッツェル:クリスマス味 板チョコ
こちらはちょっと冒険したい方へ。
Fazerチョコには他にも季節限定の味が多くあります。
特にクリスマスにはなかなか面白い味がたくさん登場。
クランベリーとアーモンドとクリスマススパイス味(左)、ジンジャークッキー味(右)です。
ファッツェル:ホワイト&ブラックチョコ
Sininen&Valkoinen Fazer という名前の製品です。
フィンランド語で Sininen(シニネン)が黒、Valkoinen(バルコイネン)が白だからです。
ホワイトチョコと普通のチョコがミックスされた、一口サイズのチョコです。
よくある味のチョコじゃない?と思うかもしれませんが、
これが、なぜかとてつもなくおいしいんです。
知っている方の中では、人知れず大人気な商品のようで、
日本へお取り寄せしている方もちらほら見かけます。
私のリピ買いリスト第一位です。
マラボウ:クリーミービスケット味 板チョコ
また板チョコかよ、とお思いかもしれません。
が、こちらはスウェーデンのメーカー。
ファッツェルと食べ比べするのもいいかもしれません。
しかも、この「Creamy Biscuit」味は激レア!(少なくとも私の地域では)
Prizma というフィンランドの大型スーパーに出現率が高いです。
こちらのCreamy Biscuitは、クッキー生地がチョコによってサンドされていて、
ボキっと折ると、もれなくビスケットがあたり一面飛び散るので、どうぞ気を付けて食べてください。
チョコウェハース:Fasu Pala
Fasu Pala(ファス パラ)という名前で、
小さいウエハースがチョコでコーティングされたお菓子です。
一口噛めば、じゅわ~と口全体に Fazerのリッチなチョコが溶けだします。
特にDaim味がおすすめ!
ウエハースの間に Daimのパリっとしたチョコが挟まれていて、
ザクザクっと、普通のFasu Palaよりも楽しい食感!
パリっとした触感が特徴のチョコバーです。
大きさは、Bigサイズと普通サイズがありますが、
普通サイズの体積は、お祭りでもらう金魚の入ったビニールくらいです。
他にもいろんな味があって、もちろんサルミアッキ味のFasu Palaもあります。
ですが私のおすすめはこちらの、少しレアな小型Fasu Pala。
ラズベリー、ブルーベリーヨーグルト味、普通味の3種類です。
私は前回空港でお見掛けしました。
チョココーティングのドライいちご
Berry Pearls(ベリーパール)イチゴ。
こちらも知る人は知ってる人気商品のようで、日本から注文してリピしている方が多いみたいです。
フリーズドライ加工されたイチゴをファッツェルの上質なチョコにどっぷり漬けてあり、
なんとも高級感溢れる一品です。
値段は少しお高め。
大きさは、病院でもらってくるお薬の紙袋くらいです。
クッキー類
チョコクッキー:Filipinos
Filipinos(フィリピン人)という名前のついたこちらのチョコクッキー、
フィンランドのお菓子ではなく、スペインのお菓子ですが、
これがほんと、うますぎる。
一度袋を開ければ、手が止まらなくなります。
フォロワーさんの中にも、「これウマすぎてとまらん」とアップしている方がいらっしゃったので、
私の感覚に間違いはないはず…!
ブラックとホワイトがありますが、ホワイトが断然おすすめです。
大きさは、うまい棒よりちょっと長いくらい。
消化剤クッキー:Digestive
こちらのラリーの漫画でお馴染みの ”消化剤”クッキー。
イギリス発祥の、実際にお通じに良い効果があるというクッキー。
これ素朴なお味で、意外とおいしいんです。
なんでか知らないけど、気が付いたらめっちゃ食べちゃってる。
フィンランドのお菓子ではありませんが、フィンランドではとても日常的に食されています。
フィンランドの人たちの定番お菓子を試してみるのも、ローカル気分を味わえて楽しい!
日本のスーパーでも似たようなものが「Digestive」という名前で売られているので、
見つけたら是非試してみてください!
ヌガー類
ウィーンのヌガー:Wiener Nougat
これは、ファッツェル商品の中でも、最も長い歴史を誇る商品の一つです。
ファッツェルの創業者が、1904年のウィーン旅行でヒントを得てレシピを作ったんだそうです。
ヌガーなんですが、ココナッツの細切れが入っていて、
甘さが少し控えめな上品なお味です。
親指の長さくらいの個包装されたヌガーが30個詰まってます。
フィンランドではクリスマスシーズンのちょっとしたギフトとして買っている人が多いです。
ここで紹介した他のお菓子と比べると少し高いですが、1000円くらいです。
ノートパソコンくらいの大きさ。
アイスクリーム類
アイノアイス
Aino アイスクリームは、必須ですよ!!必須!!食べずに帰国したら一生の後悔!
アイスということもあり、国外に持ち出すのはとても難しいはず。
フィンランド滞在中にしか味わえない貴重な味です。
ムースやクリームみたいな非常に上品なくちどけです。
サイズがこれまた大きく、
およそ 鼻セレブのティッシュ箱くらいですが、
近年はカップタイプのものも登場しています。
無難に行きたいのであれば、こちらの味をおすすめします。
チョコとラズベリー味のこちらです。
上質なラズベリーの味が口いっぱいに広がります。
アイノアイス:ルバーブ味
挑戦してみたい!という方におすすめなのが、ルバーブ味です。
ルバーブとは、ヨーロッパで広く親しまれている、セロリにでっかい葉っぱが付いたような植物です。
カラフルな茎の部分を頂きます。
フィンランドを含むヨーロッパでは一般的な食材で、
ジャムにしたり、パイにしたり、甘いスイーツとして活用されることが多く、
その甘酸っぱさが特徴です。
アイノアイス:ビーガン版
ミルクがたくさん含まれているはずのアイスクリームですが、
なんと近年ヴィーガンアイスが発売されました!
そして、味が普通のものとほとんど遜色ない!!!
普通のアイスとなんら変わりないクオリティーかつ、
ミルキーで濃厚な味わいを実現させました。
強いて言うなら、少々後味が甘ったるいな?という気が少しします。
マグナムアイス:ビーガン版
ヴィーガンアイスには、こちらで紹介したように、他にもベルギー産Magnumアイスがあります。
マグナムはフィンランドでも人気で、ファッツェルに負けないくらいリッチなチョコが売りです。
ちょっと高級志向の、ハーゲンダッツ的な立ち位置。
ポテチ類
キノコ味のポテチ
みなさん、アンズタケって知ってますか?
フィンランドでは人気ナンバーワンのキノコの種類で、Kantarelli(カンタレッリ)と呼ばれています。
ものすごく人気なため、たいてい値段が高いです。
そんな大人気なキノコの味とあって、フィンランドでは最も人気のあるポテチの味なんだそうです。
こちらは改良された最新の味。
これに巡り合えた方は絶対食べてみてね!
他のEstrella社のポテチ一覧はこちら
ポテチのディップ
実は、ポテチにはディップを用意するのが、フィンランド流の食べ方なんです!
ディップの作り方は、
② クリームを買う
③ パウダーをクリームに入れて混ぜる
① ディップ用のパウダーを買う
ディップ用パウダーは、たいていスーパーのポテチコーナーに置いてあります。
手のひら大の、ちょうどトランプくらいの大きさです。
数種類の味があります。
パウダーの味一覧はこちらから見れます
私のおすすめはこのサワークリームとオニオン味です。
サワークリームの爽やかさが、ポテチの脂っこさをいい感じに緩和してくれます。
② クリームを買う
フィンランドのヨーグルトやクリームは、信じられないほど種類が多いんです。
スーパーに行くと、クリームとヨーグルトだけで数メートルの棚が設けられています。
その中から「Kermaviili」(Kerma=クリーム、viili=ヨーグルトっぽい乳製品)
という名前のクリームを探し出してください。
他にも同じ名前の商品がいくつかあると思いますが、会社が違うだけです。
Kermaviili一覧はこちらから見れます。
③ パウダーをクリームに入れて混ぜる
後は、②のクリームに、①のパウダーを入れてかき混ぜれば完成!
ポテチをディップして、食べてみてください。
サルミアッキをどうしても試してみたい人におすすめ
サルミアッキはお土産にはおすすめしません。絶対に、小さな袋一袋で十分です!(笑)
フィンランドのスーパーには、たくさんの種類のサルミアッキが陳列されていて、
商品によって「サルミアッキ感」のレベルが異なります。
このトラのパッケージの 「Pantteri」は、「サルミアッキ感」が少し抑えめ。
サルミアッキ大好きなフィンランド人の友人が、これは食べやすい方だと申しておりまして、
私もギリ食べれる、おすすめのサルミアッキ菓子です。
(サイズはミニと通常のものがありますが、通常サイズは見た目に反して結構量が多いです)
一方、こういった手のひら大の、小さな箱に入ったサルミアッキは、
見た目のかわいらしさに反して、結構味がきついので上級者向けです。
一袋受け付けてくれるツワモノは、フィンランド人留学生以外なかなかいませんので、
ご購入の際は数量に注意!(笑)
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