フィンランドに移住して働いている日本人は、どんな職業に就いているのでしょうか?
今回は、フォロワーさんたちから、
身近にいるフィンランド在住日本人の方の職業に関する情報を頂き、
それをまとめました!
人気の職種
・寿司/和食レストランの経営
・各種デザイナー(Webデザイナー、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、UX designer、ビジネスデザイナー)
・観光ガイド
・翻訳者
・オペア(ただし1年~2年間限定)
・フィンランドの日本人向け人気ショップの販売員(イッタラ等…)
IT&エンジニア系統
・IT系全般
フィンランドでのITの求人情報は、例えばこちらのページにリストされているものです。
・エンジニア(自動車関係)
行政・教育機関
・大学研究職員
・医者、看護師
・駐在員
・フィンランド内務省職員
・フィンランドの日本大使館職員
・博士課程(フィンランドでは博士課程は給料が発生する)
・日本語教師
・アート専門学校の先生
フリーランスで複数の職業を掛け持ち
・ブロガー、ビデオブロガー
・CM/CFのタレント
・フィンランド在住コーディネーター
・メディアコーディネーター(撮影取材の帯同サポート)
・ライター/日本人向けWebライター
・駐在員の現地コーディネーター
接客業
・ホテル職員
・ヘアサロンの店長
・客室乗務員
・カーディーラー受付職
・日本輸出向けフィンランド雑貨販売
・営業開発部門の職員
「電話やメール/チャットなどを活用して見込み客から商談のアポイントを取り、営業担当者に商談をつなぐ部門」のこと。
(参照: https://trights.co.jp/blog/3638/)
こんなお仕事をしている人も…
・トヨタラリーチームのシェフと通訳
・フォトグラファー
・ビル&マンション管理人
・住宅リフォーム業者
・ピアニスト
・芸人/タレント
・工務店の経営
ビザの種類
基本情報
フィンランドのビザは「Residence permit(在留許可証)」と呼ばれています。
(詳細はこちら)
学生や働く人も、フィンランドに3か月以上の長期滞在をするには、このResidence permitが必要です(例外あり)。
また、3か月以内であっても、就労する場合は Residence permit が必要です。
このResidence permitの中でも、学生用、就労者用、などど分かれており、
例えば、学生用Residence permitでは、(アルバイトを除いて)働くことはできません。
就労する場合は、就労者用Residence permitに応募する必要があります。
ただし中には、就労用Residence permitでなくても、
就労の権限を付与しているResidence permitもあります。
応募するResidence permitが、就労の権限を含むのか否かは、こちらからご確認ください。
就労目的のビザの種類一覧
日本人が申請できそうなビザは以下です。
・フィンランドの企業に雇用された人用ビザ(フィンランドの企業から雇用契約をもらった場合)
・専門家ビザ(特殊な専門知識を持っている人向け)
・EU ブルーカードビザ(最大2年まで)
・研究者ビザ(博士に進む人や研究グループに入る向け)
・研究者のための移動通知ビザ(他のEUの国のビザを持っている研究者向け)
・季節労働者ビザ(9か月間)
・科学、文化や芸術の研究者ビザ(最後の学位が学士の科学研究者や、文化芸術分野で働く人向け)
・ジャーナリストビザ(特派員、ジャーナリスト、写真家向け)
フィンランドには日本人が申請できるワーホリはないのです(泣)
ビザの一覧はこちらからご覧いただけます。
フィンランドで働くのって難しい?
言語の壁
この記事でもお伝えしたように、
フィンランドで働くためには、基本的に高いフィンランド語能力が必要です。
ただし、ITやエンジニア系などは英語を使用する職種であり、求人も多いため、
フィンランド語が出来なくても採用されやすいそうです。
また、上に述べたような各種デザイナー業の方
(Webデザイナー、グラフィックデザイナー、プロダクトデザイナー、UX designer、ビジネスデザイナー)
は、場所や言語を問わずに働ける場合が多いので、
フィンランドに限らず世界のどこでも移住しやすいでしょう。
メジャーな移住方法
結婚以外の移住方法では、以下のものがメジャーです。
・日本で経験を積み、フィンランドの企業に直接応募して採用される。
・日本で経験を積み、フィンランドの起業ビザ*でビジネスを始める。
・フィンランドの大学に入学し、卒業後就職する。
*起業ビザといっても、例えば小売業、フリーランス、旅行サービス業などを自分で立ち上げるといった、小規模の起業でも大丈夫。
Kiitos shopさんによると、取得は難しい一方、ビジネスプランがしっかりしていれば取得の可能性は高いそうです。
また、フィンランドの大学へ進学する方法に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
フィンランド移住サポートサービス
Kiitos shop
皆さんご存じKiitos shopさんでは、有料でフィンランド移住のサポートをしていただけます。
詳しくは、こちらのお問合せフォームからご連絡くださいとのことです。
Happy Tombi
こちらは、移住後の暮らしをスムーズに始めるための有料サービス。
「在フィンランド日本人のウェルビーイングのための、日本語によるサービス」です。
毎週水曜日の午前10時から11時まで、お電話にての無料相談も行っていらっしゃるそうです。
>ウェブサイト
フィンランドにちょこっと移住!
長期移住って大変そう…。フィンランドに本当に住めるか不安。
そんな方は、まずはフィンランドにプチ滞在してみましょう!
就労目的以外でフィンランドに滞在したい場合は、留学がおすすめ!
留学といっても、1週間のプチ留学から、1~2年の長期留学など、様々な形があります。
気軽にフィンランド滞在できる留学。詳しくは以下をご覧ください。
また、日本人はシェンゲン協定国内で、
最大3か月までは、観光目的であれば、ビザなし滞在が可能です!
ただし、一度3か月マックスまで滞在すると、その後数か月間フィンランドに来れなくなります。
詳しくはこちらをご覧ください。
フィンランドが住めそうか判断したい人は、個人的に冬季の滞在をおすすめします!
夏は言わずもがな最高なフィンランドですが、冬は辛いです。
私の周囲で「フィンランド留学したけど、もう二度と行きたくない」と言う人たちは、必ず「冬が精神的に無理」と言います…。
冬のフィンランドの寒さってどのくらい?冬に鬱になる人続出ってホント?
冬季(10月~4月)までの日照時間、体感温度、服装や雪について、徹底的にまとめました。
フィンランドで働いている人の体験談ウェブサイト
フィンランドのお仕事探しに関する、おすすめのウェブサイト
自力でフィンランドに移住した、たくましい人たち
最後に、ご協力いただいたフォロワーの皆さま、ありがとうございました!
この記事を読んでいる方で、「こういう仕事をしてる人を知ってる」という方がいらっしゃいましたら、
是非コメント欄かお問合せフォームから教えて頂けると嬉しいです!
お待ちしておりま-す!
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