1年って、長いようでとても短いんです。
だいたい必要になれば現地で調達もできるので、
スーツケースに入れて持っていくものは、「あれ?少なすぎるかな?」と思うくらいで十分です。
今回は私が実際に渡航前に作成したリストを、渡航後のアドバイスと共に公開します。
私が持っていたもの「すべて」のチェックリストです。
機内持ち込み(リュック)に入れるものリスト
・パスポート
・在留許可書
・財布 (現地ではほぼカードで済ませられるので、小さい財布にチェンジするとGood)
・財布にカードを入れたのを確認
・suica (空港に行くまでに必要)
△スカーフ
△イヤフォン (ワイヤレスでない方がよいです。長旅だと充電がなくなります)
・スマホ
・スマホ充電器
・タブレット端末やPC
・学校で配られた留学する人用の書類(あれば)
これらは必ず持ち込みかばんに入れなければなりません。
PCは荷物検査で出すように言われます。また、大切で無くしてはならない書類も持ち込みかばんに入れましょう。さもないとロストバゲージした際に泣く羽目になります。
(実際に友人はロストバゲージしました)
・絆創膏(少々)
・ハンカチとティッシュ(エチケット)
・ボールペン (意外と要ります)
・つまようじや歯ブラシ等 (機内食を済ませた後に使う)
・全世界対応マルチプラグ (留学中にヨーロッパ旅行に行くかもしれないので、これ一個あると安心。また、USBポートが複数ついていて普段使いでも重宝します)
・保湿クリーム
顔や体、髪の毛すべてに使えるものを選ぶと吉。100ml以下のものを選び、ジップロックに入れましょう。おすすめは無印の乾燥を防ぐピュアオイルシリーズ。
一人旅だと荷物をまとめて置く時や、ドミトリー型の安ホテルに泊まる時(ロッカーの鍵が有料の場合が多い)などに、たまに使う時があります。経験上、長いワイヤーが付いている方が、荷物をまとめる時に良いです。
△メガネ(必要ならば)
・空のペットボトル
空のペットボトルがあると非常に便利です。荷物検査を抜けた後、フライトの前に飲料水用の蛇口からペットボトルに水を満たしておきましょう。飛行機の中でも、CAさんに「ペットボトルに水を入れてください」と頼むこともできます。(*荷物検査の際、ペットボトルの中に水滴が残っていても問題ありません)
<いらなかったもの>
・北欧ガイドブック (結局一回も見ませんでした!今のご時世、ネットで検索する方が早いです)
あ
預け荷物(スーツケース)に入れるものリスト
化粧品類
・日焼け止め
・毛抜き(現地の毛抜きは一個1000円)
・化粧水(サランラップで液体漏れを防ぐ)
・つめかえ1つ
・クレンジングオイル
・洗顔用ソープ
・その他、いつもの化粧品類
洗面用具
・洗濯ネット (スーツケースのパッキング時、下着類を入れる袋としても使います)
・歯ブラシ(日本製の方が良いです。海外のは大きすぎます)
・ボディーシェーバー
・歯間糸(ワックスありのやつ)
・歯磨き粉(一個で一年持ちます)
携帯用洗面具
現地についても、一日目はホテルに泊まる、という人も多いのではないでしょうか。
その時のため、また、後々違う国へ旅行に行く時のことも考えて、携帯用洗面具を用意します。
・携帯用歯ブラシ
・ミニ容器:シャンプー&リンス&ボディソープ&フェイスソープ&メイク落とし&化粧水
経験上、これらは現地調達ではなく日本から持ってくる方が断然おすすめ。現地のものは結構高いうえに品質がよくないのですぐ壊れました。結局旅先の無印で買う羽目に…
・ミニくし
・ミニヘアドライヤー(なくてもいいけどあると便利)
キッチン用具
・無印のラップホルダー
フィンランドのラップはとにかく切りにくいので、日本製のラップホルダーがあるとだいぶストレス軽減
・砥石
現地の包丁の切れ具合が心配だったので持っていきましたが、いらなかったかも。1,2回使いました。1年以上の長期滞在の方にはおすすめ
・箸
現地の日本好きが何十個も箸を持っていた&どこでも結構お箸がおいてある、ので、お土産用には絶対要りません。自分用に一つで十分。
・キッチン用の布巾
現地ではイケアやClass Ohlsonというお店で調達できるかもしれませんが、近くにそれらがない場合はちょっと困る。お皿を拭いたりするのに結構必要です。
薬
・便秘薬(私のおすすめはセンナ(笑)私の便秘回避体験はこちらから…)
・常備薬 (乗り物酔い&生理薬&花粉&風邪)
・蚊に刺された時のムヒ(夏(6月以降)も滞在する人は必須。そうでなければいりません)
常備薬は本当に本当に必須!特に風邪薬。フィンランドでは薬を服用することが一般的ではないので、持って行かないとビタミン剤かベリーでしのぐことになります。
花粉は、白樺花粉かな…? 花粉症の私は、初夏に少し花粉症になりました。
・洗濯物干し用のロープ
私の寮には洗濯物乾燥室がなかったため持って行きました。現地の寮に乾燥室があるかどうか事前に確認しておくべき。旅行中は服を数枚洗うだけなので、ロープがなくても部屋のどこかに掛けて置けば乾きます。
・靴下などを干すための洗濯ハンガー
こういうの売ってないんです。
でも、留学1年なら、物干しロープがあれば事足りると思います。
フィンランドで数年生活するなら絶対必要!
また、ハンガーや洗濯ばさみも、
留学の際、日本から持ってこれたら持ってきた方が安いです。
食材
・味噌
・だし
・ふりかけ
・すし酢
現地のすし酢は日本のものとは違うので、日本製のものを一本持って行くと、寿司を作って!と頼まれた時に助かります。が、作ろうと思えば作れるので、いらないといえば要りません。
<現地のスーパーでも手に入る食品>
・みりん
・酒
・米(現地に日本米に似たpuuroriisiという米があります)
・のり(味は落ちるし、高いですが、現地で手に入ります)
・ショウガペースト、レモン汁、しょうゆ、わさび
・寿司の巻き簾(食品ではないけど、なんとこれもスーパーに売っています)
<現地のスーパーにない食品>
・めんつゆ
・とんかつソース
・あずきの缶詰
・ポン酢
(アジアンスーパーにはある可能性があります)
・たらこ味の商品
(スパゲッティーのソースとか、ふりかけとか、持って行くと案外嬉しい)
・きなこ
・白玉粉 (お団子を作りたいと思った機会が結構多かった!)
「ない」と言っても、アジアンスーパーだったり、都会のスーパーには売っている場合があります。
ヨエンスーには上記のものは確実に売っていませんでした。
現地に売っているか気になる食品は、こちらから検索してみましょう!
どの日本食材を持って行く?フィンランドのスーパーで売ってる商品一覧
フィンランド留学や移住で、現地の食生活が不安なあなたへ!フィンランドのスーパーに売っている食材一覧をご紹介します。
文具
・はさみ(大正解でした。日本製は切れ味が良いです)
・日本のボールペン、シャーペン、シャー芯(それぞれ1,2個で十分です)
・消しゴム
・ルーズリーフ数枚、ノートやメモ、便箋など
文具はフィンランドでは高いので、必要な人はある程度持って行くと吉。ただ私は授業を完全PCで受講する派でしたので、一枚も使いませんでした。フィンランド語の授業では書き込みをする機会が多いので、iPadを持って行かない人は紙が必要になるかも。
その他
・爪切り
・耳かき
・輪ゴム
・携帯ウォシュレット等(詳しくはこちらを参照ください)
・日本のティッシュ
春や秋などは、日本の薄いティッシュは重宝します。現地のティッシュは分厚いナプキンのようなものしかないからです。(確かに冬はフィンランドティッシュの分厚さじゃないと、鼻水を受け止められません(笑))
100均にて3パックぐらい買っておくとよいです。スーツケースの中でクッション材にもなります。
・粘着フック(賃貸だと壁に刺せない&フィンランドには売ってないタイプです)
・100均一のボウル、タッパー、髪留めのゴム、輪ゴム、クリップ なども!
100均で手に入りそうな何気ないものが格安で手に入らないのが想定外でした!必要そうでスーツケースに入りそうなものは持って行きましょう。輪ゴムや髪留めなど、丸ごと持って行かずに必要な分だけ取り出して持って行きましょうね。
タッパーもいい感じのがないんです…種類が圧倒的に少ないし、しかも高い。小さいものをちょこちょこっと入れたい時とかに不便です。ボウルはあるはあるけど、これもサイズの種類が少ないです。留学の際にはどうにかやりくりできるけど、長期移住となると絶対に日本から持ってきた方がよし。
衣類
・ウルトラライトダウン
機能的な服はフィンランド暮らしの鉄則です。またウルトラライトダウンのように丸めて小さくなる上着は旅行中に重宝します
・靴
機能的な靴の他に、一つおしゃれ靴があると便利。雨用の靴を持っていけるならなおよし。10月などの雨シーズンには、市内でも水たまりができやすいので、あれば便利。(私はいつも自転車で移動していたのでそこまで気にしませんでしたが、友人は雨靴を買っていました)
しかし靴は現地でもまあまあ安く手に入りますので、絶対に必要ではありません。ちなみにパッキングの際、靴の中に靴下を丸めて入れるとスペース節約になります。
・靴下(現地では靴下はH&Mなどで10足1000円ほどで売られていますので、これもオプション)
・パジャマ2セット(これも現地で手に入ります)
・ハンカチ(現地であまりハンカチのようなものは見かけませんでした。旅行中に重宝します)
・その他下着や普段着など。おしゃれ着は一着あると便利。
現地にはH&Mなどのアパレルショップがあります。日本とそう変わらない値段で購入することができるので、それほど持って行かないことをおすすめします。また、セカンドショップも充実しており、服だけでなく鍋やコップなども格安で購入できます。去る時も簡単に売ることができます。
・冬服類(マフラーやニット帽などあれば)
耳当ては現地であまり使用している人を見かけませんでした。
・ヒートテック的なもの(上と下両方あると吉)
私はいろいろと調べた結果、ミズノのブレスサーモアンダーウェアを持って行きました。
経験上、これのシリーズのタイツ1枚と、ブレスサーモアンダーウェアを3枚がちょうどいいと思います。
冬の季節も、普通のズボンの下にこのタイツを一枚着るだけで、スキーウェアのようなズボンを買わなくても済ませられます。(冬山もこれで登りました)
ミズノを選んだのは、ユニクロのヒートテックに比べて評価が高かったのと、暖かさレベルを自分で選択できるためです。
フィンランドは室内があったかいと思われがちですが、そんなことはありません。(冬の生き延び方について、詳しくは
こちら)
長い冬の間、室内もとても寒くなりますので、できることなら
足用のヒーターマットや
電気敷き毛布、
足を温かく保つニット靴下など、対策の品を持って行くことをおすすめします。(なんなら夏も結構寒い日があります)
私はかさばるため、冬のジャケットは持って行きませんでしたが、友達はスキーウェアを冬用ジャケットとして持ってきていました。
現地調達で、運がよければ1万円ほどで冬用ジャケットが購入できます。
少々値が張りますが、質は良く、今でもとても重宝しております。
・水着
水着は現地でも買えるので、スーツケースに余裕があれば持ってくると良いでしょう。
ただ、暮らし始めはどこで買えばよいかわからないこともあり、留学の初めに友達にサウナに誘われた時に困ります。また、男性の場合は短パン型の水着がなかなか見つからない(スクール水着型多し)ため、持ってきた方が吉。
・折り畳み式スリッパ
寮の中で、ちょっと洗濯物に…と部屋を出るときに、つっかけがあると意外と重宝します。
ちょっとした用事があるごとに、毎回靴を履くのは少し面倒です。
また、折り畳み式を持って行くことにより、旅行先でも重宝します。
(安いホステルに泊ると、お風呂上り、何を履いて自分のベッドに戻ればよいか困ります)
まあ、どうしても必要なものではないですね。
多少の不快を感じる機会を乗り越えられるなら、いりません。
お土産で喜ばれたもの
・そうめんと天ぷら粉
これは現地の友達に頼まれて持って行きました。確かに北欧にはそうめんとてんぷら粉はなかなか手に入りません
・日本のお菓子
適当に、自分が普段食べているお菓子で、賞味期限の長いものを持って行きましょう。キャラメルポップコーンは珍しがられました
・日本の景色のはがき
ちょっと仲良くなった友達とさよならする際に、このはがきにメッセージを添えて渡すことができます
・植物の種
小耳にはさんだ話ですが、植物好きのフィンランド人は植物の種をもらうと喜ぶそうです
いらなかったもの:
・菜箸(まあなくても良いです。1年以上の長期生活するならあってもいいかな)
・折りたたみ傘
・生理用品(現地の生理用品の質は”可”です。生理用品に関して詳しくは
こちら)
・英語の参考書等、勉強のための本(絶対勉強しません。する暇があれば現地でしかできないことを体験する方が良いです)
・ファイル類(クリアファイルやファイル類、1個か2個で大丈夫です)
・下敷きやノート(私はPCでメモを取っており、ノートを使わなかったので要りませんでした)
・折り紙
現地にもありました。日本の柄のものなら持って行ってもいいかも。しかし、意外と折り紙を披露する場は少ないので、枚数を少なくして持って行くのがおすすめ
・日本製の消しゴムやボールペン、シャーペンのお土産用(リアクションがとても薄かったです)
・証明書用の写真(日本で就活を控えている人などは持って行っても損はないかも)
・腕時計(スマホがあるので要りません。また荷物検査のたびに外さなければならないので面倒)
・DVD類(今時ネットフリックス等ありますので、置いていきましょう)
・ホッチキスや穴あけパンチ
お友達とのお別れ用にスクラップブックを作った時、一回使ったっきりです。そういう用途以外には使いませんでした。
あ
あ
直前にすることリスト
SIMを空港で抜く!!
家の鍵を預ける
日焼け止めを事前に塗っておく(機内は紫外線多し)
好きな日本食を食べて置こう^^
あ
Q & A
Q 掃除はどうやってしていましたか
A 掃除は、寮に共有の掃除機がありました。
ですが、正直ちょっと汚い掃除機だったのと、細かい部分が綺麗に掃除できなかったので、スーパーでコロコロクリーナーを買って、コロコロしてました。
Q 洗顔ソープがないと聞いたのですが…
はい、そうですね、日本のようなタイプのものはありません。
一度試したのですが、保湿クリームのような質感で、
洗っても洗っても取れない…むしろ油っぽくなる…! というトラウマがあります。
クレンジングも日本のようなものはないので、使い慣れた日本製を、
両方とも持ってくることをおすすめします。
1年1本で十分足ります。
Q 北欧は洗濯物は乾燥機にかけることが多いと聞きました
A そうですね、乾燥機にかけたり、乾燥室に洗濯物を干すことが多いです。
ただし、乾燥機に下着や大切な服は入れないようにしましょう。
私の寮では、寮全体で共有の3つの洗濯機と3つの乾燥機が、洗濯室にありました。
だいたいの寮(Joensuu Elli)では、壁に貼ってある洗濯の予約表に、
自分が洗濯したい時間に自分の名前を書き込んで予約し、
自分の番が来たら洗濯できるという仕組みです。
(私の寮は予約制ではありませんでした)
乾燥室に関しては、
スオミの旦那と一生一笑のあおいさんが以前解説していたような、これ。
https://suomi-isshoissho.com/apartment-finland-1036
これが例の乾燥室なのですが、私の寮にはありませんでした。
大家さんに事前に確認を取るか、自分で対策を練っておくことです。
私は幸い洗濯物を掛けるロープを持ってきていたため、部屋干しすることができました。
コメント