【天才すぎる!!】フィンランドの食器棚と洗い方が革新的だった!

フィンランドいろいろ

フィンランド流、革命的な食器の洗い方

手洗いで食器を洗うとき、みなさんはどんな風に食器を洗いますか?

まずスポンジか、たわしを手にとって、洗剤をつけて泡立てて、シンクの中でお皿を一つ一つ洗いますね。

そしてそれを布巾で拭く、もしくは水切りかごに立てかけて乾かします…が、

フィンランド共和国内では、全く違う方法が存在しているのです!!

手に水がつかないブラシ

汚れた食器を洗う時、

フィンランドでもスポンジは使うのですが、

スポンジよりも一般的なのが、この「柄付きブラシ」

出典:イケアHP  https://www.ikea.com/jp/ja/catalog/products/20407819/

そう、柄が付いている・・・・!!のです。

私はこれを初めて見た時、トイレブラシかと思いました。

 

手が荒れにくくていいんですが、

手でお皿がキュッキュッとなるかを確かめにくいのが、個人的にはちょっと嫌です。

シンクが二つ!

(ちょっと閲覧注意!)

リアルなフィンランド人のお宅のシンクを撮影させてもらいました。

リアルすぎる、とあるフィンランド人宅のシンク(笑)

見てください、シンクが二つもあるんです!

 

なんで二つシンクがあるかと言うと、こんな使い方をするから。

① 両方のシンクに温かい水を貯めます。

② 片方の水の中に、シャーーっと洗剤 を回しかけます(この時点でびっくり仰天な私)

③ 洗剤を入れた水の中に汚れた食器をまとめて入れて、水の中でブラシを使ってゴシゴシ…

④ それを、もう片方の温水の中にジャボンと入れて、すすいで完成!

節水でエコなすすぎ方ですが、大胆ですね…。水が汚れると途中で入れ替えます。

 

また、日本のシンクには必ずあるはずの「排水口のゴミ受け」が、

フィンランドのシンクにはありません!

 

ご覧の通り、穴がいくつか空いているだけ。

ここの穴に黒のゴム栓を差し込むことで、水を溜めることができます。

 

ちなみに野外では…

フィンランドでは、森のコテージで休暇を過ごすことが一般的です。

森の真ん中でお皿を洗いたいときには、どうするのでしょうか?

 

水が引いてあるコテージもありますが、中には水や電気が通っていないコテージもあります。

そういった場合は、「バケツを使って、湖から水を汲んできてシンクで洗う」、

もしくは、直接 湖の中でお皿をすすぐ のです!!(もちろん、自然垂れ流しOKの洗剤で。)

これは湖がまず綺麗でないと話にならない洗い方ですね。

ちなみに、フィンランド国内でも随一の水質の良さを誇るのが、

私の愛する「ヨエンスー」です。

【感動】食器棚 兼 水切りかご

そして、私が一番感動したのがコレ。「食器棚 兼 水切りかご」です!

これほどまでに、シンプルで、洗練された、「ありそうでなかった」発明があったでしょうか。

出典:very finnish problems https://www.facebook.com/veryFinnishproblems/

なんと、食器棚そのものが水切り可能 になっているのです!

食器棚を開けて、濡れた食器を並べれば、ほら!

食器を片付けると同時に、食器の水切りができちゃうのです!

 

さらに、写真左下を見てください。

なんとさっきの「柄付きブラシ」がぶらさがっているではありませんか。

食器だけでなく、タワシまでぶら下げて収納できるなんて…!

これぞ世界最高性能の食器棚!!!

 

フィンランドの食器棚が先進的なワケ

さて、様々なフィンランドの天才的なキッチン発明を見てきましたが、

なぜフィンランド国内ではこのようなキッチンの革命が起こったのでしょうか?

それには訳があったのです。

 

先日見かけたのが、このフィンランド大使館のfacebookの投稿。

これによると、フィンランドのキッチンが進化したわけは、

家事の効率が上がるとして、女性の社会進出に伴ってフィンランドのスタンダードとなりました。

おまけ:洗剤の買い方

留学前だと想像がつきにくいかもしれませんが、

フィンランドのスーパーは、ほとんどすべての表記がフィンランド語、

または近隣諸国(ロシア、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー)の言語で、

英語の表記はほとんどありません

 

さらに、商品の種類が大変多いため、

「洗剤買おう~」と思ってフラっと立ち寄っても、何を買ってよいやらわかりません。

 

特に洗剤などの見た目に特徴のない商品は、

食器洗剤なのか、ハンドソープなのか、柔軟剤なのか衣類洗剤なのか…

全く見分けがつかないため、全く違う商品を買ってしまうのではないか、という恐怖がつきまといます。

 

「そんなもん、Google 翻訳機能使えばいいやん」と思うかもしれませんが、

フィンランドのスーパーはとにかくでかくて広い!

一個一個翻訳していたら日が暮れます。

私は、留学したての頃、

食器洗剤を買いたいのに、服の柔軟剤コーナーで30分間、頑張って読解してたときがありました…。

 

 

というわけで、私がみなさんにおすすめするのは、「全体の雰囲気を事前に知っておく」こと。

こちらは、食器洗剤のコーナーの写真です。

フィンランドで食器用洗剤を買いたい時には、ぜひこの写真を覚えておいてください。

「あ、こういう感じね~」と覚えておいてからスーパーに行くと、

「柔軟剤コーナーで食器洗剤を何十分も探す」なんてことは防げるはず。

 

 

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