【ヨエンスー住民に聞いた】私たちの思うヨエンスーの魅力と短所

ヨエンスー
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まず初めに・・・

ヨエンスーってどんなところ?どこにあるの?と思った方は、こちらの記事を先に読んでね!

 

今回は、ヨエンスーに住む友人たち、ヨエンスーで出会った留学生たち数十名にアンケートを取り、

それぞれポジティブポイントとマイナスポイントを挙げてもらいました。

私の意見と彼らの意見を組み合わせ、私たちの思うポジティブ&マイナスポイントを紹介していきます!

ヨエンスーの魅力:ポジティブポイント

オープンな人柄

シャイな人が多いと言われているフィンランドですが、

東フィンランドは比較的 社交的でおおらかな フィンランド人が多いと言われています!

日本で言うなら、関西かな…(?)

現地でフィンランド人と知り合える機会は、実は思っているほど多くはありません。

なぜかというと、現地の大学でも、日本の大学と同じように、

基本的にはフィンランド人と留学生のかたまりで分かれてしまっている状況だから。

留学生に興味があり、留学生のイベントに参加するようなフィンランド人や、英語のサークルに参加しているフィンランド人などから友達になれる可能性が高いです。食堂では皆フィンランド人同士でフィンランド語で会話しているため、割り込むのは難易度高め。

そんな中、ちょっとでもオープンな性格な人が多い地域なら、

フィンランド人の友達を作りやすいかも??

 

ヘルシンキにいる友達によると、ヘルシンキはヨエンスーより人が多く、娯楽も多いですが、

人が多く娯楽が多い故に、こじんまりと近しい友人と集まって遊ぶといったような機会が少なく、

人との精神的な距離が遠くなりがちなんだそうです。

その点、ヨエンスーはコミュニティが小さいため、

人との付き合いが濃くなり、町の人たちや大学の友達と顔なじみになりやすい です。

また、ヨエンスー含む東フィンランドは、他人を自分の家に招くことへの抵抗が低い人が多いようで、

こういった点においても、ヨエンスーの人たちはヘルシンキの人たちに比べて

よりフレンドリーであると言えます。

 

美しい景観

湖が多い

フィンランドの景色と言えば、湖。

ですが、実はフィンランドの西側や南では、湖にはあまり出会えないのです。

フィンランドの西や南は陸地が圧倒的に多くなり、

ドライブしていても湖水地方のように湖を頻繁に見ることはありません。

湖同士の距離が遠く、どちらかと言うと海や川を見に行く方が手っ取り早いです。

https://etours.world/finland/attractive/whitenight/

一方、ヨエンスーは位置するのは、フィンランドの東の湖水地方。

地図を見ても水の面積が陸の面積より多いことがわかります。

 

高い水の透明度

フィンランドの南の主要都市では、川が結構汚いところが多いようです。

私はヨエンスーから別の大きい都市に出向いた際、川などが結構汚く、真っ茶色で驚いたことがありました。

(とある南の観光都市の川)

 

一方、ヨエンスーは川や湖がめちゃくちゃ綺麗です。

フィンランドの中でも水道水の質が高いと言われているほど。

コリ山からの雪解け水の恩恵を、最初に受けることができる地域だから、

ということが理由であると言われています。

(湖の淵が赤く見えることはありますが、それは溶けだした木の成分の影響で汚染ではありません)

 

 

白樺が多い

実は、日本人によく知られているフィンランドの観光都市には、白樺はあまり多く生えていません。

知らずに行くと、あれ?なんか思っていた景色と違う!と思ってしまうこともあるかも。

一方、ヨエンスーは白樺だらけ。街の街路樹のほとんどが白樺です。

 

こういった点において、

ヨエンスーは、私たちが思い浮かべるような理想のフィンランドの自然の風景を持っています。

青い湖と青い空、白樺の森に、花が咲き乱れる原っぱ。

近くのコリ国立公園は、「フィンランド人の心のふるさと」の景色として有名です。

観光の手入れがされていない、自然の美しさが残された、ローカルが愛する風景

を楽しめるのはヨエンスーの特権です。

 

地元民のヨエンスー愛

ヨエンスーの美しい景色は、地元の人にも深く愛されています。

ヨエンスー市民は、(ちょっと田舎だとは文句を言いつつも)

「ヨエンスーの景色好き?」と聞くと、

「うん、もちろん。いい場所だよ」とか「友達がいる限り、いつまでも飽きないと思う」とか…

もう何十年もヨエンスーに住んでいますが、私もスーイみたいに、今でも景色を見て泣くことがあります。

とにかくヨエンスーが大好き なんです。

好きすぎて、ヨエンスーの川の写真を壁紙(建物の内側の壁紙)に使っている会社が

地元にはたくさん存在します。

(写真右側の壁はヨエンスーの写真です)

 

また、ヨエンスーやコリ国立公園の景色を使った地域限定商品が販売されていたりします。

↓ヨエンスーの景色のシーツ

↓コリの景色のマグカップ

 

 

オーロラが見れる!

ヘルシンキではオーロラはまず見れません。百年に一度くらいかな?

じゃあラップランドに行くしかないじゃない… と思ったそこのあなた。

ヨエンスーでもたまーに見れるんです。

 

確かにラップランドの方が見れる確率は格段に上がりますが、

ヨエンスーでも数年に一回、とても大きいオーロラが出現する時があり、

私も運よく窓から見ることができました。

薄いオーロラは秋ごろに数回訪れ、2月頃にまた数回訪れます。

なかなか遭遇することは難しいものの、

オーロラ予報をチェックして、確率が高い夜はテンションUP!

友達とオーロラハントに出かける夜は最高にワクワクします。

 

人が少ない、物価が安い、治安がいい

人の少なさ

日本からヘルシンキに来ると、それほど人の多さは感じないのですが、

ヨエンスーからヘルシンキに来ると「とても人が多い!混んでる!」と思うくらい、

ヨエンスーは渋滞知らずに、行列知らず。

人との接触にストレスを感じる人にとっては、最高にストレスフリーな環境です。

 

物価の安さ

ヘルシンキやラップランドなど、有名な観光地は当然観光客向けのため、料金設定が高めです。

対してヨエンスーは観光客が断然少ないので、物価はローカル価格。

フィンランドは全体的に物価は高めですが、田舎のヨエンスーなどでは物価は気持ち安めです。

また、ヘルシンキでは 住む場所を見つけるのが至難の業&家賃が高い」なのに対し、

ヨエンスーでは まぁまぁ見つけるのが難しい&家賃が安い」 にレベルが下がります。

 

 

治安の良さ

また、ヘルシンキの治安について、

ヘルシンキで危険な目にあったことがない!とっても安全!

という声をよく聞きますし、筆者も他のヨーロッパの国に比べると段違いの安全さだと思います。

ただやはり観光客が内外から頻繁に出入りするフィンランドの首都(ヨーロッパの玄関口)であることもあり、

フィンランドのその他の地域と比較すると、危険度が少し上がります

筆者はある日、誰かにボコボコに殴られた顔の少女に助けを求められたことがありますし、

フィンランド人にとってもヘルシンキの夜間の出歩きは少し危険に感じるんだそうです。

 

ヨエンスーでも、夜中のクラブに出入りしている分には酔っぱらいに喧嘩を吹っ掛けられたり、

自転車を盗まれたりしますが、事件の頻度は格段に低いです。

まず人が少ないですから。人同士の過度な接触もないのです。

 

冬に雪が降る

北欧では、冬の雪はとても大切な存在。

日照時間が短くなり、毎日真っ暗で、どんよりした雰囲気になりがちの冬を、

パッと明るくしてくれる存在が”雪”なのです。

雪が降って地面に積もると、積もった雪が太陽の光を反射して、空間を明るく見せてくれます。

そのため、ヨエンスーの地元民は雪が降るととても喜びます。

また、明るさを取り戻してくれるだけでなく、

雪が降るとスキーやそりすべりなどのアクティビティもできるようになります。

そんな雪の恩恵を受けることができるのも、ヨエンスーの特権!

ヘルシンキには雪は積もらないので、ヨエンスーよりも空間が暗い印象です。

 

ヨエンスーのマイナスポイント

娯楽が少ない

やはり日本の都市に比べると、娯楽は少ないです。

(ヘルシンキですら東京と比べれば田舎です)

ファッションやショッピング大好きという人には、退屈な場所になってしまうかも。

ほんとにねー!服がないの!もっとおしゃれしたいわ!

ですが、住むのに不自由は全くしない程度のお店は、すべてコンパクトに市内に収まっています。

また、カラオケ(図書館やクラブ内のもの。無料!)もありますし、

映画館、クラブ、H&Mやマリメッコ店等、カフェ多数、24時間コンビニもあります。

 

おいしいレストランが少ない

おいしいレストランがないことはないです!

ただフィンランドは物価が高いこともあり、学生は特に、そもそもレストランを頻繁に利用しません。

留学中には数回利用するかしないかぐらいだと思います。

 

例えば、ヨエンスーには寿司レストランが一件ありますが、本格的ではありません…

(スーパーのビュッフェ形式で売っている寿司で満足できるレベル…)

寿司屋さんが何軒もあるヘルシンキと比べると、良いレストランの数に関して劣るかなという印象です。

私はグルテンアレルギーなので、グルテンフリー寿司屋がないことが不満です!

 

海外への旅行に少し不自由

他のヨーロッパ圏の国に旅行したい時。

ヨエンスーは内陸にあるため、いったんヘルシンキまで電車かバスで向かわなければなりません。

ヘルシンキとヨエンスーの間の移動手段はこちらから。

このヨエンスー to ヘルシンキの間で交通費と時間が少しかかってしまうのは少しマイナスポイントです。

 

マイナスポイントがないことがマイナスポイント!

中には、「弱点のないことが弱点!」なんて、ヨエンスーを絶賛する声もありました(笑)

私も大賛成です。。。

実際、ヨエンスーは留学生にはとても評判の良い町で、留学生の8割はヨエンスーが大好きになって帰っていきます。

ヨエンスーの美しい景色に恋に落ちた、優しくてフレンドリーな町の人たちが大好き、等…

私が知っている中でも、10人程がヨエンスーへ移住することを本気で考えており、

その中で数名はすでに1年以内にヨエンスーに帰ってきました。

好きになったらとことん好きになる、ヨエンスーはそんなところです。

 

 

余談)フィンランド人の都会か田舎か論争

湖水地方出身の別のフィンランド人の意見では、

ヘルシンキはちょっと汚い…僕は自然に近い暮らしがいいいなぁ

とのことで、仕事を求めてヘルシンキに引っ越す学生や労働者は多いものの、

周囲では、本当は他の地域に住みたいという声が多いそうです。

 

でもヨエンスー出身のフィンランド人の中には

僕はヨエンスーみたいな田舎はちょっと飽きた!都会に住んでみたいなぁ…

という声もあります。

双方ないものねだりなんでしょうか…

ただはっきり言えることは、どちらにしてもフィンランド人は自然が大好きということです。

 

ヨエンスーの留学をおすすめする理由

長期滞在だからこそわかる魅力

「ヨエンスーって田舎なんでしょ?そんなところに留学するのってどうなの?」

そんな声が聞こえてきそうですが、

逆に、留学だからこそ、ディープな田舎に留学すべき だと私は思うのです!

 

ヘルシンキなどの都会は、日本人にとっても人気の観光地で、

留学で訪れなくても、今後訪れる機会があるかもしれません。

でもヨエンスーは?

異国の、名前も知らない超へんぴな土地に、観光で訪れようと思うでしょうか?

もし留学先として調べなかったら、名前すら知らなかったでしょう。

 

「留学」という長期滞在の機会を活用することで、ディープな魅力を知ることができます。

長期滞在は観光ではなかなかできません。最大でも3か月です。

ヘルシンキやラップランドは本やテレビですでに頻繁に紹介され、

現地も観光客向けに設定されているため、短期滞在でも十分魅力が伝わるようになっています。

一方、ヨエンスーは全く観光向けではなく、飾り気のない、フィンランドのありのままの生活の風景。

暮らしていく中でじわじわと感じる”幸せ”を、短期滞在で気付くのはなかなか難しいです。

だから、せっかく長期滞在の機会を持っているなら、

短期滞在でも魅力が分かる土地ではなく、長期滞在でしか魅力が分からない土地

に住んでみた方が、いろいろとお得だし、貴重な体験ができて良いのではないかと私は思うのです。

自然しかない土地で、フィンランド流の自然との共存の仕方を垣間見る。

一人でぼーっと湖を楽しむ時間の贅沢さを知る。

湖のほとりで友人とカードゲームするのんびりしたひと時。

そんな自分だけの特別な思い出を、ヨエンスーの景色に収めることができるのは、長期滞在だから。

観光客が気づけない魅力を、自分だけが知っている…心のふるさとを作ることができるのです。

 

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