湖の絶景や、雄大な自然と歴史を楽しめる、フィンランド湖水地方へ冒険してみませんか?
多くの方が日数不足や交通機関利用の不安などで、ヘルシンキ内で旅を完結させてしまいます。
ですが、ツアーに参加しなくても、簡単にフィンランドの奥へと旅することができるんです!
今回は、フィンランド湖水地方を心から愛してやまない筆者が、
フィンランド中部の地方都市へのおすすめ旅行方法を紹介していきます!

一番おすすめ!電車
時間:場所によるが、3時間~4時間半ほど
チケット購入のタイミング:ギリギリでもほとんどの場合大丈夫。数時間前くらいには予約しておこう。
これが最も無難で、一般的な交通手段と言えるでしょう。
車窓からの景色を眺めながら、軽食を楽しむのは電車旅の醍醐味です。
- STEP1
- STEP2ホームを探す
地方都市向けの電車は、ヘルシンキ中央駅の中でも奥まった方のホームから出発しますのでご注意を。(↓レンガの中央駅とは対照的な、無機質な感じのホームです)
- STEP3電車に乗る
席指定:席番号はレシートに書いてあります。混んでいる時は席を守った方が良いですが、空いている場合はどこに座っても大丈夫です。
チケット:車掌さんが来たら、初めてチケットを見せます。スマホで購入した人は、レシート画面(QRコード)を見せましょう。
荷物:荷物は席の上の棚に入れます。入りきらない大きい荷物の場合は、電車内の廊下に設置されているコインロッカーを使用しましょう。コインロッカーには0.5€コインが必要ですのであらかじめ作っておきましょう。
電車のドアが発車時刻前なのに閉まることがありますが、大丈夫!ドアの横に赤と緑の大きなボタンがありますので、緑のボタンを押すとドアが開きます。
https://tokuhain.arukikata.co.jp/turku/2018/05/vr.html
- STEP4乗り換え乗り換えがある場合もあります。購入したチケットに内容が書かれているはずですのでチェックしましょう。だいたいフィンランド地方都市の駅はとても小さいので、他のお客さんについていけば迷うことはないでしょう。
- STEP5下車下車後も改札などは特にありません。

電車の中にはもちろんトイレもありますし、なんとミニレストランもあります!wifiやコンセント(頭上にあります)も完備なので、快適です。
長距離バス
時間:およそ6時間
チケット購入のタイミング:できれば数日前までには購入しよう。運がよければギリギリでも座席が空いているかもしれないが、結構満席の時も多い。
次にメジャーな移動手段が「長距離バス」です。
しかし、価格の変動が激しい上に、乗車時間がとても長いため、あまりおすすめはしません。
チケット
バスのチケット購入は、ウェブ上で完結します。
Onnibus または Matkahuolto のどちらかのサイトから購入しましょう。
後は、乗車前にレシート画面を見せればOKです(QRコードはありません)。

Onnibus の方が価格が安く、本数が多いためおすすめ!

たまーに、Onnibus が、「300円で旅しよう!」というキャンペーンをしています。数か月前の予約が必須だけど…
バス停への行き方
バスは、一度乗ってしまえば、だいたいは乗り継ぎなしで行くことができるため楽ちんですが、
実は、バスターミナルへ行くまでが結構大変なんです…!
以下では、ヘルシンキのバス停の場所を解説します。
- STEP1ヘルシンキのKamppiへバスは、Kamppiと呼ばれるショッピングモールの地下のバスターミナルから発着しています。ヘルシンキ中央駅から徒歩3分です。Kamppiの1階にもバスターミナルがありますが、こちらは近距離向けバスです。間違えないようにしましょう。
- STEP2Picnicを見つけようKamppiに入るとすぐに、Picnicと呼ばれる黄色いレストランがあります。まずはそれを見つけましょう。
https://www.likealocalguide.com/helsinki/kamppi-shopping-centre
このお店を右手に見ながら通り過ぎます。
- STEP3Game stopを見つけようPicnicを通り過ぎると、Gamestopというお店が見えてきます。
https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2Ffigurinepop%2Fphotos%2Fd41d8cd9%2F1155134711227773%2F&psig=AOvVaw2hgiI5PH4CERzZInfVnLQa&ust=1612536216001000&source=images&cd=vfe&ved=0CA0QjhxqFwoTCIDs_dS70O4CFQAAAAAdAAAAABAS
このお店を右手に見ながら通り過ぎるとすぐ、エレベーターがあります。
このエレベーターで「地下1」を押してください。
- STEP4バスターミナル到着到着するバスターミナルはこんな感じの薄暗い場所です。このフロアの中央に電光掲示板がありますので、そこで搭乗予定のバスのホーム番号を確認しましょう。
時間になると、だんだんとゲート前に列ができます(席はあらかじめ決まっているため、列の順番は関係ないです)。

バスの中にもトイレはありますが、とても小さく汚めです。トイレットペーパーがないこともあります(泣)
【夏限定】レンタカー
レンタカーという選択肢をお忘れではありませんか?
「日数やお金に少し余裕がある」という方で、湖水地方へ行かれる場合には、
レンタカーを激推しします!!!!

夏のフィンランドをレンタカーで旅するなんて、贅沢極まりないです。
レンタカーは、事前準備が少しめんどくさいですが、その分、
・気ままに行き先を決められる
・山奥のコテージ宿泊を体験
・道中で思わぬ発見や出会いに遭遇
これらを独り占めできちゃいます!
こんな風に、ローカル目線でフィンランドを満喫できるのは「レンタカー旅」だけ。

ただし、冬は慣れていない人にとっては危険な交通手段になるため、あまりおすすめしません。
私たちも湖水地方をレンタカーで旅しました!
海外保険の選び方から車を返す、までの一連の流れを
失敗経験を元に、以下の記事で詳しく説明しています。
フライト
時間:1時間ほど
価格は高めになりますが、一番楽なのはフライトです。
ヘルシンキのヴァンター空港と、各地方都市の小さな空港が結ばれており、
Finnairの超小型の飛行機(どちらかと言うとプロペラ機です)で、ひとっとび。
例えば、ヨエンスーにはヨエンスー空港があり、一日4~7便が飛んでいます。

筆者はこれでヨエンスーに行きました。散々な一日だったけど…

飛行機で移動する欠点としては、空港と市内が離れていることです。
空港から市内までの移動に、またバス等を使用しなければならず、
慣れていない土地ではバスを逃してしまったりして、意外と手間と時間がかかるものです。
しかも、地方都市では観光客が少ないため、バスの到着時刻は地元民の間の暗黙の了解になっていて、
しっかりとした時刻表が確立されていない部分もあります。

そこで、私がヨエンスー空港と市内間の移動手段を地元民にインタビューし、まとめました!
この記事さえあれば、ヨエンスー観光でバスを逃すことはないでしょう。
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