今でも思い出す!最悪だった初フィンランド旅行の感想

ヨエンスー
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なぜフィンランドに戻ってきたのか、自分でもわからない。

私と北欧との関係の時系列はこんな感じです。

 

中学生の頃は、どっぷりアメリカ文化に染まっていた私。

フィンランドの初旅行は、あまり良い印象が残らなかったこともあり、

自分が数年後にまたフィンランドに舞い戻るとは、一ミリも思っていなかった。

交換留学が決まった時も、「フィンランドはもう行ったから、どうせなら違う国に行ってみたかったなぁ…」と文句を垂れたほどでした。

こんな罰当たりが、なぜまたフィンランドに戻らせてもらえたのか、本当に謎。

 

嫌な思い出が残るラップランド旅行

ラップランド旅行を要約すると、

私はただ「不運」によって、フィンランドを「勘違い」してしまった、と言えるでしょう。

 

初フライトで高熱を出したのと、車酔いでオーロラを見れなかった(?)のは自明であるとして、

他の「嫌な思い出」は、ただフィンランドの一部分を切り取って、誤解してしまっただけなのです。

(↑ただの真っ黒な画像ではありません。オーロラです。)

 

外に何もない

私たち家族は「オーロラ」を見ることが、フィンランドに滞在する唯一の目的だったため、

ラップランドのサーリセルカという、特にへんぴな土地に滞在していました。

 

サーリセルカは、本当に何もない!

店も(ほとんど)ねぇ!レストランも(ほとんど)ねぇ!見るもんがなんもねぇ!

薄暗い空の下に広がる、一面の雪景色…。

そんな代り映えのない “-30度” の景色の中を、

重い防寒着と共に延々と歩くのは、中学生の私には苦痛でした。

 

ただし、これはもちろん、ただ単にサーリセルカが田舎であるから。

ヘルシンキにでも寄っていれば、また違った印象を抱いていたのかもしれません。

 

日本から見たら田舎、フィンランドから見たらまぁまぁ都会な「ヨエンスー」の魅力

 

朝食が苦痛

ホテルでの食事(ビュッフェスタイル)は、

ゆで卵、トマト、きゅうり、チーズ、パン、といったごくごくベーシックなものばかりでした。

食べ物自体が「まずい」ということではありません。

ただ、毎日毎日同じものを出されたことによって、

最終日には「もうパンも見たくない」状態になってしまったのです。

 

こうした朝食に関する私の第一印象は、あながち間違ってはいなかったかもしれません。

実は、フィンランドはあまり食事に重きを置かない文化。

「食事は栄養補給」程度に思っている人も少なくありません。

 

朝は特に、オートミール粥、シリアル、パンで済ます人が多く、毎日同じものでもあまり気にしません。

ライ麦パンに、チーズスライスときゅうりスライスを乗せて食べるのがフィンランドスタイル。

交換留学時代は基本一人暮らしで、好きな物を自分で作って食べていたため、

再び朝食文化に困ることはありませんでした。

 

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常に曇りで、外が暗い

フィンランドでは、フィンランド全土において、

冬は、太陽が昇っていない時間が長くなり、

夏は、太陽が昇っている時間が長くなる

という現象が起きます。

 

ラップランドは特に北極圏付近であるため、夏と冬の日照時間の差がより顕著に現れます。

冬は、全く太陽が昇らない極夜、

夏は、全く太陽が沈まない白夜、になる地域もあるのです。

 

そんなラップランドの、クリスマスという「冬真っただ中」に滞在した私たち。

当然、毎日朝から晩まで真っ暗でした。

太陽が少し顔を出したと思っても、すぐ引っ込む。

初めて訪れたフィンランドで、

いきなり1年で最も過酷ともいえるフィンランドの冬の洗礼を受けたことによって、

「こんな陰気なところ、もう二度と来ることはないやろな…」と、一人考えていました。

(↑これはヨエンスーですが、朝から晩までこんな感じの雰囲気)

 

フィンランドに冬季から留学する人は、この陰気な暗闇がフィンランドの第一印象となってしまうため、

「フィンランドの夏の素晴らしさを知るまでは、早く帰国したくてたまらなかった」

という人も多いです。

できることなら、素晴らしい紅葉を楽しめる、秋からの留学をおすすめします。

 

フィンランドの暗い冬でも、鬱にならない方法とは?

 

近隣のレストランがすべて高くて不味かったこと

朝食に飽き飽きしていた私たちは「美味しいレストラン」を求めてさすらい、

村唯一の(?)レストラン2件を訪れました。

1つはホテル隣接のレストランでしたが、内容がピザやハンバーガーのみだったので、

「せっかくならフィンランド料理を一口味わってから帰りたい」

と、近所の高級レストランへ足を延ばしました。

高級レストランなのだから、それなりの料理は楽しめるだろう、と期待しつつオーダーしたのは

「トナカイ肉のマッシュポテト添え」。フィンランドの代表的な料理の一つです。

 

初めて目にしたトナカイ肉…その横にはなんと、不健康そうなくらい赤いベリージャムが添えられていて…

ボソボソしたトナカイ肉の獣臭さと、ベリーの甘ったるさが口の中で合わさって、それはそれは悲惨な味に。

「トナカイ肉はきっと生姜と一緒に調理したら…美味しいんじゃないかな…」

などと慰め合いながら食べ終えました。

 

 

フィンランドでのレストラン選びは、慎重に行う必要があります。

何気なくふらふらと寄って入ったレストランで、美味しい料理に当たる確率が低いのがフィンランドです。

レストランに行く際は、必ずレビューを見ることをおすすめします。

 

数年後、私たち家族は、また懲りずに、ヘルシンキで評判のフィンランド料理店に入ったのですが、

今度はその予想外のおいしさに驚きました。

トラウマになっていた「トナカイ肉のマッシュポテト添え」をオーダーし、

(文字通り)恐る恐る口に運んだのですが、前回のものとは別の料理か!?と思うほど。

トナカイ肉の獣臭さは全く感じられず、ジューシーで柔らか。

そしてベリージャムではなく、本物のリンゴンベリーが添えられているのを見て、

「あれは本来、ジャムであってはならなかったのだ…」と悟ったのでした。

 

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スキー場がしょぼかったこと

「雪国のくせに、スキー場しょぼっ!」

と当時の私はがっかりしましたが、それもそのはず。

 

フィンランドでは、一般的にスキーと言えば「ダウンヒルスキー」ではなく、「カントリースキー」なのです。

これはフィンランドには山がない(あってもとても低い)ため。

これでは、ダウンヒルスキー場がしょぼいのは、当然の結果とも思えますね。

 

ただ、他にも有名(と言われている)スキー場はちらほらありますので、スキーヤーは是非挑戦してみてください。

結局私たちは、スキーを諦め、ホテルから借りたソリで遊んで帰りました。

 

ヨエンスー在学中は、大学から無料でスキーやソリを借りることができました。

冬は寒いからと、閉じこもっていてはもったいない!

フィンランドの冬を満喫するヒントを紹介しています。

 

-30度の厳しさ

ある時、バスでサンタ村を訪れた私たち。

「さぁ、帰ろうか」という時になってバスの時刻表を見ると、なんと次が最終便

辺りは人っ子一人見当たらない、真っ暗闇に一面の雪景色。

この-30度の、誰もいない田舎の真ん中で、バスを逃したらどうなるんだろう…

そう考えた時に、初めて、「寒さ」の怖さを知りました。

ヨエンスー留学中も、度々、フィンランドの冬に対して恐怖を感じたことがあります。

例えば、オーロラハンティングをしようと、-10℃の夜の冬の森の中を一人で歩いていた時。

携帯の充電が突然切れて、ライトが付かなくなり、一寸先が見えない真っ暗闇に取り残されました。

幸い待ち合わせていた友達にすぐに発見され、迷子になることはありませんでした。

フィンランドの厳しい冬の寒さの中では、携帯は一瞬で切れてしまうため、

外出時は予備バッテリーを十分に持って行くことが重要です。

 

サンタ村から帰るバスも、現地の人に尋ねて、無事に乗ることができました。

この時も私は「こんな寒い土地なんて、二度と戻ってくるか」と考えていたことでしょう。

 

オーロラよりも綺麗かも…

フィンランドの名山「コリ国立公園」で見る夕日が、夢のような美しさだった!

 

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