【申請手順まとめ】経験者が解説!ヘルシンキ大学院正規留学方法

留学&英語

基本情報

フィンランド大学院申請について、まず知っておきたい情報はこちらにまとめています。

まだの人はこちらから先に読んでください。

一番詳しい!正規留学の申請手順!フィンランドの大学院へ進学しよう
フィンランドの大学院申請に向けてすること、いつまでに何をすればよいのか、よく聞かれる質問、詳しくまとめました!

申請時期

ヘルシンキ大学院への申請期間は、12月1日から1月半ばまでです。

(2020年度の場合は、12/1 ~ 1/15まででした)

ヘルシンキ大学は、Joint application (併願申請)ではなく、Separte application(個別申請)です。

つまり、申請フォームはヘルシンキ大学専用のものであり、他大学の申請フォームとは異なります。

 

提出書類

こちらの記事で解説したように、応募要項/提出書類には、大きく分けて、

「すべてのプログラムに共通した要項 (General requirements)」

「各プログラムに特化した要項(Programme specific requirements)」があります。

 

すべてのプログラムに共通した要項 (General requirements)

全体向けの応募要項はこちらから。毎年11月頭までに最新の申請用の情報に更新されます。

ここに書かれているヘルシンキ大学のGeneral requirements をまとめると、以下になります。

郵送で提出する書類

・高校(secondary education study)と大学(higher education study) の卒業証明書*
・高校(secondary education study)と大学(higher education study) の成績証明書
・上記4種類の書類の公式翻訳書類
・(留学した人は)留学した大学で修了した授業の成績証明書と、その公式翻訳書類(元から英語の場合は、翻訳は不要)

* まだ卒業していない人は 卒業見込み証明書と、その公式翻訳書を代わりに提出します。

オンライン申請フォームにて提出する書類

・名前や住所などの個人情報(フォームに打ち込み)
・Motivation 文(フォームに打ち込み)
・Scholarship 申請文(フォームに打ち込み)
・TOEFL/IELTS のスコア(スキャンを提出)
・パスポートなどのID等の写し(スキャンを提出)

これらプラス、私は英語のGPA説明文も同封しました(以後説明)。

“ヘルシンキ大学の” 複数のプログラムに応募する場合、General requirements に関しては、提出は一度で十分です。
Programme specific requirementsに関しては、各プログラムで提出物が異なるため、毎度提出しましょう。
(プログラムによっては、特にProgramme specific requirementsがない場合もあります)

 

各プログラムに特化した要項(Programme specific requirements)

「すべてのプログラムに共通した要項 (General requirements)」の他に、「各プログラムに特化した要項(Programme specific requirements)」があり、

その内容は各プログラムによって異なります。

(e.g. デザインや建築学科の生徒対象の、ポートフォリオなど)

 

全体向けの応募要項のページの一番下にある「Program-specific and other enclosure」の項目、

これが「各プログラムに特化した」応募要項です。

 

「各プログラムに特化した」応募要項は、大学HPには書かれておらず、

Studyinfoの各学部ページから探すことができます。

Studyinfo でのプログラムの検索方法は、こちらにて説明しています。

フィンランドの大学申請方法【Joint Applicationとは】2020徹底解説(随時更新)
フィンランドの大学進学において必ず知っておかなければならないJoint Application。あなたのプログラムはseparate application? Joint application?

 

オンライン出願 & 郵送で提出

申請は、証明書類の提出を除いて、すべてネット上で行われます。

証明書類とは、卒業証明書、成績証明書、そしてそれらの翻訳文書のことです。これらの、学校に作成してもらう文書のこと。

申請者の個人情報、Motivation文、Scholarshipの申請文などは、オンラインの「申請フォーム」に打ち込んで提出します。

申請フォームが開設されたら、それぞれ字数制限をチェックしておいて、
Wordファイルに文章を作成し、コピペして入力すると良いです。
ちなみに申請期間中は、何度でも申請フォームの内容を修正することができます。

また、TOEFL/IELTSのスコアやパスポートなどのID等の写しも、アップロードすることで提出することができます。

 

>証明書類の提出

しかし、その他の書類(卒業証明書や成績証明書)に関しては、”日本人は” 郵送で提出しなければなりません。

(国ごとに書類の様式や提出形態が定められているのです)

以下で、詳しく説明していきます。

 

申請のおおまかな流れは以上になります!

大学院申請というと、試験とかあるのかな?と不安になるかもしれませんが、本当に以上です!

非常にシンプル。

上記の事項を漏れなく、期限までにきちっと耳を揃えて提出できるかどうかが鍵となります。

 

全体向け応募要項(General Requirements)の解説

ここからは、先に触れた「全体向け応募要項」について詳しく解説していきます。

各プログラムに特化した Programme Specific Requirements については、各プログラムで提出書類が変わってきますので、ここでは触れません。studyinfo から自分のプログラムの応募要項を確認してください。

 

証明書類の「公認」の仕方について
証明書類とは、卒業証明書、成績証明書、そしてそれらの翻訳文書のことです。これらの、学校に作成してもらう文書のこと。

すべての証明書類は、「公式文書のオリジナル」または「公認されたコピー」でなければなりません。

文書を公認されたものにするには、いくつか方法がありますが、

おそらくほとんどの方は「大学に作成してもらい、公認してもらう」ことになると思います。

こちらの「Officially certified copies」を参照)

 

卒業・成績証明書や翻訳書類

卒業・成績証明書を有効な公式文書として受理してもらうためには、

ヘルシンキ大学が定める細かい決まり事にのっとって、文書を作成しなければなりません。

母校/在籍校の大学に書類作成と公認を依頼する人は、

この細かい決まり事をきっちりともれなく、母校/在籍校の大学の方に伝える必要があります。

郵送した書類に不備があっても、応募期間が終了すれば、ヘルシンキ大学は知らせてくれません。

 

ワードファイル:ダウンロード
Helsinki Uni requirements

こちらは、私が自分の在籍大学に向けて提出した「書類作成お願い届」です(2021年1月版)。

ヘルシンキ大学HPに書かれているすべての証明書類作成のルールを一つにまとめたものなので、

HPに書かれていることを自分が正しく理解できているか確認するために用いるのもおすすめです。

学校に提出する際には、自分の学校向けに内容をアレンジして活用してください。

ただし筆者は責任を負いませんので、自分でHPの内容をしっかり理解した上でご活用ください。

高校(secondary education)の分もあるのを忘れないでね!
私はオンラインの申請フォーム開いてから気が付いて、慌てて用意しました。

 

Country-specific requirments

上記の書類作成の際に、何よりも優先的に順守しなければならないとされているのが、

Country-specific requirements (各国に特化した書類作成上の決まり事)です。

これは、国ごとに指定された、公式文書を有効なものにするための決まり事で、

例えば、日本の大学で学位を取得した人には、”日本人に対して”の遵守すべきルールが割り振られています。

海外キャンパスで学位を取得した人は、メインのキャンパスが位置する国の決まり事に従ってください。

また、海外を含む、複数の教育機関を経て学位を取得した人(Top-up degree や transfer studies)は、在籍したすべての教育機関が位置する国の決まり事に従ってください。

【例】私はフィンランドで交換留学をして、日本の大学を卒業しました。交換留学では学位は取得しませんので、”日本”のルールに従って文書を作成すれば良いわけです。

前述の「書類作成お願い届」に、これらの決まり事も含めてあるので、

HPと照らし合わせてご確認ください。

 

成績評価区分の説明

上記ファイル(書類作成お願い届)内にて説明した、Grading system (成績評価区分)の書類についてです。

私の在籍大学ではGPA方式が採用されていたため、GPA評価区分の日本語と英語の書類を、証明書類と共に封入しました。

また、GPA評価区分書類のほかに、1単位あたりの学修時間を証明する書類も付属しておくと安心でしょう。

「当大学では、1単位を修得するには、授業時間及び自主学習に合計○○時間が必要となっています。」等の文言のことです。

GPA方式が採用されていない大学の場合は、その大学の評価方法を説明する書類を提出しましょう。

 

また、オンライン申請フォームにも、打ち込み式でGPA(または他の評価基準)を説明するための欄(Academic studiesのカテゴリ内)が設けられていますので、

用意してもらった「大学の評価方法を説明する書類」の内容をどこかに打ち込んでおいて、

コピペして申請フォームに入力できるようにしておきましょう。

字数は【空白を含めて】1000ですので、この時数内に収まるようにしましょう(以下解説)。

字数制限を超えてしまう場合は少し省略して打ち込みましょう。

Motivation Letter

HPには詳細は書いてありませんが、申請フォームに行くと字数の決まった枠と質問が用意されています。

以下は、私がコピペしたもの。質問が変わる可能性がありますが、参考にしてある程度準備しておくと良いでしょう。

【要注意】()内の数字が字数制限ですが、これは「空白/スペースも字数に入れた」数字です。Wordの文字カウントを「スペースを含める」に変更して作成してください。

a) Why are you applying to this Master’s Programme? (500)

b) How do your previous studies enable you to succeed in the studies of this Master’s Programme? (2000)

c) How do the studies in this Master’s Programme complement your previous studies and broaden your knowledge? (1500)

d) Please specify how studying in this Master’s Programme would further your career objectives and what academic and professional goals you hope to reach by completing this Master’s Programme (1500)

 

Draw up a study plan. How will you complete your Master’s studies in two years’ time?

Please visit the web page of the programme at the website of the Master’s Programme and make a preliminary study plan for your Master’s studies here.

Please write your tentative study plan here (max. 3000)

 

私のモチベーションレターはこちらから見れます。

フィンランド大学院出願のモチベーションレター公開!奨学金は?
出願を終えてみて、自分なりに奨学金やスコア配点を考察してみました。

 

Scholarship申請文

奨学金に申請したい場合は、申請フォームの

・A. Fully Funded Grant

・B. Full Tuition Free Grant

のチェックボックスにチェックしましょう。両方に申請しても大丈夫です。

 

奨学金に申請する場合は、Motivation Letter とは別に、また文章を書かなければなりません。

「自分が奨学金が必要な学生である、受けるに値する学生である」ということを説明するのです。

質問文は以下です。

How will your studies at the University of Helsinki contribute to the advancement of knowledge in your chosen field of study? Is the University of Helsinki your first choice? If so, please explain why. How would the scholarship improve your commitment and contribution to the degree programme? (3000)

*Motivation letter 同様、3000字(スペース含む)です。

 

その下にある SIMHE Scholarhip の項目は難民向けなので、自分が関係ない場合は空欄にしておきましょう。

 

留学経験のある人の成績証明書

上記「書類作成お願い届」ファイル内にて説明したように、

交換留学した経験のある人は、交換留学先大学での成績証明書も提出しなければなりません。

交換留学先大学で取得した単位を、日本の在籍大学の単位に互換した人は、

日本の在籍大学の成績証明書に、単位互換した授業の成績がどのように記載されているか確認しましょう。

【東フィンランド大学】交換留学で森林学を勉強/単位もらえるの?
フィンランド交換留学では、日本の大学の所属学部と全く違う学部に入ってもOK?単位互換したら成績はどういう風に反映されるの?

日本の在籍大学で取得した、他の授業の成績と同じようにA,B,C,D,F などの成績評価区分がされているでしょうか?

もし「認定」などのように、評価が明示されていなかった場合は、交換留学先大学に成績証明書を作成してもらう必要があります。

(詳しくはこちらの「留学した大学に書類を提出してもらう場合」をご覧ください)

 

交換留学の成績証明書の提出の際の決まり事は、特に明示されていません。

しかし、念には念を押して、留学先大学が位置する国の Country-specific requirements の決まりに従った方が安全でしょう。

例えば、私は交換留学先もフィンランドだったので、一応 Country-specific requirements の”Finland”の項目をチェックしてから書類作成しました。

 

申請フォームへの行き方

  • STEP1
    Studyinfoへアクセス

    申請期間になったら、Studyinfo.fi で申請したいプログラムを検索し、コースの詳細ページを表示してください。

    「Fill in Application」のボタンを押すと、メールアドレス入力画面へつながります。

    (申請受付期間外では、クリックしても何も起きません)

     

  • STEP2
    メールアドレスを登録する
    Google か メールアドレスでサインインしましょう。

    自分のメールアドレスを入力して「Order email login link」を押すと、あなた専用の申請フォームへのリンクが貼られたメールが届きます。

    必ず、この「メールに貼られたリンク」から申請フォームへアクセスしましょう。

    申請中は、申請フォームへの何回でもアクセス&修正可能です。

    たまに、リンクが切れる時がありますが、その時はまた Studyinfo の Order email login link からやり直せば大丈夫です。

    フィンランドやEU国民でない人は、Studyinfoでアカウントを作らなくてよい/作れません。アカウントの代わりとして、メールに貼られたリンクを使用するのです。

  • STEP3
    申請フォームの内容を修正しよう

    申請フォームの内容を入力したら、必ずSave draft ボタンを押してからウィンドウを閉じましょう。

    STEP2で述べたように、メールに貼られたリンクから申請フォームへアクセスすると、前回Save draftボタンを押して保存した内容が残されています。

    申請フォームのすべての項目を埋めて完成させたら、申請フォームの一番下にある「Send application」を押して、申請を提出しましょう。

 

申請フォームの解説

以下では、申請フォーム内で戸惑いやすい点を解説していきます。

個人情報

初めに入力するのは、基本的な個人情報です。とても基本的なことですが、注意すべき点は以下。

・名前は大文字で(パスポートに記載されているように入力とあるので)

・住所の記載方法に注意(こちら

・電話番号は+81から始め、0を一つ省く(こちら

Nationality

Nationality は Japan なのか Japaneseなのか、という声がありますが、Japanで大丈夫です。

Completion date of studies と degree-award date の違い
Completion date of studies
The date when you completed or will complete (estimate) the degree programme. This may be different from the degree-award date.Degree-award date
The date the degree was or will be awarded (estimate), i.e. the graduation date written on your degree certificate.

申請フォームにはこういった記載がされています。

この二つの違いについては諸説ありますが、私は

Completion date of studies :学期(授業)最終日

Degree-award date :卒業日

にしました。

(卒業式=卒業日ではないので注意!在籍大学に日付を確認しましょう)

ところで、入力中、時々save draftを押して内容を保存するのを忘れないでね!

 

交換留学の記録はどこに書けばいいの?

交換留学は「non-degree studies」ですので、

海外の大学で学位を取得しました~、という人以外は、

3. Academic Studies セクションの 「Other degrees」で「+Add other degree」する必要はありません。

交換留学の記録は、その下にある「Other academic studies (non-degree)」に入力しましょう。

 

私は以下のように記載しました。

2018-2019  University of Eastern Finland, school of humanities, FINLAND
学位名

取得した学位名をローマ字と英語で入力する部分です。

Name of the diploma/certificate in original language
Please write the name of the degree in the original language using the Latin alphabet. Do not use other alphabets or special characters.

Name of the diploma/certificate in English, Swedish or Finnish

の二項目があります。

大学の場合は学部名や専攻が決まっているため書きやすいと思いますが、

普通科の高校の場合はどう書けばよいのでしょうか。

 

私は以下のように記載しました。

ローマ字:Hutsu katei

英語:The full three-year course of high school studies

 

証明書類の提出方法

上で述べたように、

日本人はオンラインでではなく、郵送での公式文書(成績証明書や卒業証明書)の提出が求められています(Country-specific requirements より)。

そのため、オンライン申請フォームにアップロードする必要はありません。

 

>Application number

ウェブサイトによると、「郵送する際は、封筒にapplication number を記載してください」とありますが、

必ずしも記載する必要はありません。

「Application form をオンライン提出した後にApplication numberをもらうので、できれば、そのApplication numberを封筒に手書きで記載してもらえると、大学のスタッフが書類を整理する時に見やすくて助かります」

というだけのことですので、Application number は記載しなくても問題はないです。

例えば、私は先に証明書類を郵送してから、締切直前にApplication formをオンラインで完成させました。この場合、書類郵送時に、Application number をまだもらっていませんので、実質的に封筒にApplication number を記載することはできませんでした。

>封筒への封入方法

前述の、在籍大学への「書類作成お願い届け」の中でも述べたように、

証明書が入った封筒は、特定の決まりに従って厳封されていなければ、有効な書類とはみなされません。

この厳封する封筒には、1つの封筒につき、1種類の証明書を封入しなければならないのでしょうか?

HPによると、

封筒の中に、複数の証明書を封入しても構いません {ただし、卒業証明書、成績証明書、diploma supplement(任意)に限ります}。

私は、1つの封筒につき、1種類の証明書を厳封するスタイルを取りました。これらの数個の厳封された封筒を、さらに、大きい封筒(厳封しなくてよい)でひとまとめにして送りました。

また、書留で送りつけて良いか、大学に問い合わせたところ「いいんじゃない?」とのことでしたので、書留をおすすめします。

 

詳しくは、こちらの記事の「郵送について」をご覧ください。

一番詳しい!正規留学の申請手順!フィンランドの大学院へ進学しよう
フィンランドの大学院申請に向けてすること、いつまでに何をすればよいのか、よく聞かれる質問、詳しくまとめました!

 

英語資格証明書やパスポートのアップロード先

申請フォームに入力している段階で不安になるのが、

「あれ?IELTS/TOEFL証明書やパスポートのスキャンをアップロードしなきゃいけないはずなのに、

アップロードするためのボタンがどこにもない??」

 

申請フォーム内には、これらのアップロード先はありません。

申請フォーム内では、

「IELTSか、TOEFLか、もしくは他のどの方法で英語レベルを証明するのか」

をチェックボックス式で答える項目があるだけ。

 

IELTS/TOEFL証明書やパスポートのスキャンをするページは、

申請フォームを提出した後(「Send application」を押した後)に表れます。

「Your uploaded enclosures」というページが現れるので、

「Upload new enclosures」の項目から、enclosure typeを選択して

IELTS/TOEFL証明書やパスポートのスキャンのアップロードをしましょう。

【注意】PDFファイルのみをアップロードすることができます。ファイルサイズは最大20MBまでです。

 

わからないことは質問しよう!

大学の授業の様子などに関して

ヘルシンキ大学には、現役で在籍している生徒とチャットできるサービスがあります。

Chat with our students and read their blogs | University of Helsinki
What it is like to study at the University of Helsinki? How is student life or housing in the capital of Finland? Chat with our students or read the blog to fin...

自分が志望しているプログラムに所属している生徒を見つけて、

授業内容や学生生活について、気軽に質問してみましょう。

2021/3/18現在、こちらのサイトからはchat boxが出てこないようです。下のアプリを用いた方が良いかもしれません。

Unibuddy」というスマホアプリ化もされているので、インストールしておくと良いでしょう。

ただ、大学院申請のプロセス等に関しては、学生さんはそれほど詳しいわけではないので、

大学の入試担当者に問い合わせることをおすすめします。

 

大学院申請の提出物等に関して

少しでも不安な点があれば、すぐに大学に問い合わせましょう。

大学申請時期の前後は、メールの返信が遅れがちになりますが、

それ以外の時期では、すぐにお返事を頂くことができます。

私は些細な事をなんども聞きましたが、返信率は100%でした。

メールの他にも、チャットや、電話という方法もあります。

おすすめはチャット!

水曜日と金曜日のフィンランド時間で12時~14時までしか対応していませんが、

気軽に聞けて、返信も数分でもらえることができます。

 

チャット対応時間内にヘルシンキ大学HPにアクセスすると、チャットボックスが出てくるので、そこで質問するだけです。

 

Q&A

入学条件はあるのか?

入学条件は、

・院に応募する場合は、学位が必要

・TOEFL ibt 92(writing 最低点22)、IELTS 6.5(writing 最低点6)のどちらかが必要

(他の英語レベル証明方法も選択可能ですが、多くの日本人出願者は上記のどちらかになると思います)

・(奨学金を受けることになったとしても)授業料全額が払えるだけの資金があること(出願時点では証明の必要なし)

くらいでしょうか。

 

IELTS/TOEFLの勉強方法に関する記事一覧はこちらから。

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コロナ対策のせいでIELTSのスピーキングの得点がだだ下がり...!これから受験する人は要注意!
出願の評価はどうやって決まるの?

Motivation letter や、学部時代の成績で決まるそうです。

特に、Motivation letter の内容が重要。

・学部時代に勉強していた内容が、出願する大学院のプログラムの内容と合っているか

(または、社会人経験のある人の場合は、その仕事内容と出願するプログラム内容との一貫性も)

・学部で学んだことを、大学院での学びを通して、どう発展させていきたいか

・大学院で学んだことをどう活かして、どんな将来の夢につなげていきたいか

・やる気があるか

等を鑑みて、評価が決まります。

 

一貫性に関してですが、

出願するプログラムの内容が、学部時代の勉強内容と全く異なっていたとしても、

「自分は将来こういうことをしたいので、学部時代の内容をこう活かして、このプログラムでそれをこういうふうにさらに発展させていきたい」

と、これまでの勉強と将来の勉強をつなげて納得のいく説明ができれば、問題ありません。

例えば、私はいわゆる「なんでも学部」出身ですが、理系の院プログラムに応募しました。
分野は合致していませんが、motivation letter でちゃんと自分のビジョンを説明すればOKです。

 

他にも、できる範囲で質問にお答えしますので、

ご質問のある方は、このブログの問い合わせフォームやコメント、またはインスタグラムよりご連絡ください。

 

また、インスタグラムの方では、同じフィンランドの大学に交換留学/正規留学を目指す人と

共に相談し合えるチャットを作りました。

興味のある方は、是非インスタグラムのDMにてご連絡ください!

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筆者にとって、とても励みになります...!

最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました!

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コメント

  1. 大学1年生 より:

    質問です
    ヘルシンキ大学院に進学したい場合、フィンランド語で授業を受けるとしてもTOEFL等のスコアを提出する必要があるのでしょうか
    自分で調べてもよく解りませんでした

  2. suvi より:

    先日メールにてご返信いたしました。
    そちらをご参照いただければと思います。
    またお気軽にお問合せ下さい。

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